Acer ASPIRE 5750 で、超ざっくり「ガンマ1.8/色温度5000K」っぽくあわせる為の .icc ファイル
階調なんてどーでもいいから、とりあえず肌色が「それなりに」見えるようにしたい……って時につかうもの。
ちなみに、輝度(明るさ)については、「Fn+→」を9回押して最大輝度にしてから、「Fn+←」を4回押して輝度を4段階下げてください(それでだいたい、目標値の120カンデラ/?になる)。
蛍光灯色には、各社から出ている「昼白色/演色AAA/色温度5000K/平均演色評価数Ra99くらい」のものを使うことを推奨……って、そこまで厳密じゃなくてもいいなら、「東芝の」(←ここ重要)昼白色蛍光管を買ってください。
Monitor_2011-12-01_G1.8-5000K.icc
色温度5000Kってのは「非直射日光な太陽光下の紙白」に近いので、紙とあわせるにはこのくらいがちょうどいいです。
一応、これで調整した結果です(Windows7だと、センサードライバを強制導入する必要があって面倒)。
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色温度6500K……。
同じガンマ1.8でも、紙白に合わせる必要がなく、あくまでも表示上の色味があってればいいなら、色温度6500Kでやるほうが、他のモニターとの差異が少なく済む分だけ自然に見えるかも。
その場合は以下のを使ってください……この場合、蛍光灯には『昼光色』ってのを使ってください。
Monitor_2011-12-03_G1.8-6500K.icc
ちなみに……。
うちで測った値と、他所での同端末との間ってのは、それなりに差があって当然と思います……ので、同じ機種でもうちでの結果と結構ずれる事があるかもしれません……下手をすると10%くらいの差が出るかも。
とはいえ、グラフを見てもらえば分かるとおり、この .icc ファイルによって変更する量はすごく大きい(それこそ5000Kでの青チャンネル補正量は30%にも及ぶ)ので、何もしないよりはしておくほうが、まだ近い色表現にはなるだろうな、と思います。
実際のところ、ホントにきれいな階調表現で色補正をしようとすると、そもそもハードウェア色補正が出来るモニターと、それに対応するセンサー&ソフトの組み合わせが必要なので……ここでやってるのは『気休めの話』になるんですよね……それでもまぁ、まだ「やらないよりはやるほうがマシ」なので、とりあえずこんなのを公開していたり。