交互打鍵関連メモ。

(関連: http://61degc.seesaa.net/article/115878423.html )


 今日もメモなので、トラバレスで……。


 DLKJは打ちづらいですね……しばらく頭を抱えていましたorz。
 DLK.とかD;KMあたりは打ちにくくならなかったので、「指の長さ+キーボードに対する腕の角度」あたりが絡んでいるのかも。


 それにしても、いまだに飛鳥のしかけは「わけがわからない」ままです……「あり ますが、」が「DF LKM,」になるあたりを見ると、飛鳥の仕掛けには「キー単位での交互打鍵」のほかに、「固まり単位での交互打鍵」という解釈も必要になるのかなぁ……なんて、妙なことを考えてみたり。
 #かなり馬鹿げた解釈……なのだけれど、141Fさんの試験打鍵で出ていた「ミスの傾向」を拝見していて、ふとそう感じたんですよね……。


 交互打鍵は、うまくはまれば「両手動作の原則」に似た効果を発揮する……のだけれど、実際には「両手動作の原則」そのままでいけるわけではない*1ので、どうしても打鍵順序逆転の問題が付きまとうし……。
 このあたりの解決方法として、「交互打鍵時にミスをしやすい打鍵パターンを避けていく*2」とか、「片手アルペジオ同士をくっつけて交換速度を遅くする」とか、そういった手段がいろいろと必要になるのかも。


 交互打鍵とアルペジオを、どういう割合で交ぜて、どういう風に打鍵させるか……ってのは、(特に手作業評価打鍵をする場合は)「設計者のセンス」と「指さんの訴え」がそのまま出るところなので、各配列ごとに「特徴のある癖」がでるのかも。
 ……こういう「標準作業」のようなものって、一応セオリーはあるにせよ、どれが「正解」って決められるものでもないからなぁ……。

2009年3月20日16:41:07追記。

 ……たとえば、こんな実験。

  • 【SDLK】と打鍵する(アルペジオアルペジオの組で、擬似的に交互打鍵)。
  • 【SLDK】と打鍵する(完全交互打鍵)。

 たぶん、打鍵所要時間が「倍も違ったりはしない」ような。
 あと、打鍵ミスは(交互打鍵部分でのガードタイムに余裕がある)前者のほうが少ないかも。
 んー……GA系配列用の打鍵時間測定について、「連接時の打鍵ミス率」というのも評価用指標として使えるのかもしれない。
 #でも、これは実験で「うまくいくのかどうか」「人による差がでないかどうか」は解らないなぁ……。

*1:本来の意味で「両手動作の原則」を実践しているのは、たとえば姫踊子草配列・下駄配列のような、両手同時打鍵系の話だし……そしてこれは、理想として「平泳ぎのように左右対称の動作」であることが(習熟度を上げるには)望ましい、と。

*2:こういうパターンは、評価打鍵において「なんかヤだなぁ」とかいう形で検知されて、結果としては適切に処理されると思う。あと、GA系と限定範囲計算系(JISX6004/TRONほか)の場合はそのまま「打鍵間隔が長くなっている」から、そういうところにはヤバそうな連接が来ない様に評価されるし……。