(メモ段階)ラウドネスコンバーター。

(過去:メモ。 - 雑記/えもじならべあそび)

 過去のメモ経由。
 ソースの音量がわかっていて、かつ「現在再生する音量が、元のソースにメモとして記録されている音量とは異なる場合」に、「等ラウドネス曲線」のカーブにしたがってグライコを調整してみるような、(音楽再生用プレーヤに内蔵するなどした)グライコ設定ツールがあるといいなぁ……と。
 特に、夜間など「原音のままの音量で再生することが困難」なばあいに、ごく狭い範囲で「音の焦点」といわれているものの自動調整化をサポートしてくれそうな気がする。


 ……と、ここまでは、まぁ妄想のままでいいのだけれど。
 肝心なのは「元の音って、どれくらいの大きさで記録されてるの?」というのが解らないところ。


 それこそ、音楽CDの最後のトラックに、こういうボーナストラックを収録して欲しいんだよなぁ……。

 歌い手:「あーーーーーーーーーーー(10秒ほど)。(少しあけて)さきほどの声は、私から○○○センチ離れたマイクロフォンの、すぐ近くにおいてある○○社製○○騒音計での計測値で、○○.○デジベルでした。」

 で、CDを原音と同じ音量で聞きたい人は、この声の部分を騒音計に掛けて、同じ値を指すようにボリウムをあげる……と。
 ……もっとも、厳密には「結構役に立たない」のだけれど、全くないよりは、こういうものがあるほうがいいのかも、と。


 本当は1/3Oct区切りで31バンド分欲しいのだけれど、人の声でそんなことをするのは無理だし、人の声だけ再現できればまー何とかなる……ので、いくつかの特徴的な帯域でだけ、こういった声を出してもらえれば大丈夫だと思う。
 CDやDSDには、こういった「原音の大きさが、騒音計で測ったときに何デジベルだったのか」ということを記録する方法がたぶんない……のだけれど、考えてもみれば「CD-EXTRA」とかの手法を使って、データトラックにファイルとして格納するような方法をとれば、CD-DAの拡張規格としていけるのかもしれない。機械的に読み取れるファイル1つと、人間が呼んで理解できるファイル1つの、合計2つがあれば、かなりうれしいかも。
 こういったところは「妄想で原音の大きさを想像する」ってのはかなり無理があるので、もうすこし「誰にでもきっちりわかる」ような方法を期待したいところ。
 #あー、CD内で案内する騒音計は「安価な業務用のもの」にして欲しいかも。オーディオちっくな高いものはダメ。


 このあたり、もう少しいい方法があればよいのだけれど……どこかで実験してくれないかしら、と本気で思う。
 #自分でやる……ってのはムリ、恥ずかしいから。うーん……こういうときにVOCALOIDがくっぽいどは使え……そうにないかもorz。

2008年5月27日6:24:34追記。

 ……そもそも、「何デジベルで記録しているか」という、絶対値記録(当然、精度確保のために浮動小数点記録とする必要がある)をするための仕組みに移行する必要があるのかも。
 固定小数点記録だから、「何デジベルか」というところを記録できずに「なるべく大きく記録する」ということになっているのかもしれないし。