親指シフト関連メモ。

 とりあえず、勝間さんがらみで話が出た「親指シフト関連のツッコミ(?)」に関して、いままで拝見したものについては一通り「私なりの答え」は提示できたかな……と。
 今回はとにかく

  • 元記事がいずれも、そもそもネガキャンではなく、純粋な指摘だった。
  • 指摘の内容が詳しく書かれていて、そもそも「何に違和感を感じたのか」を理解しやすかった。
  • 私の「だらだら長文レス」に対しても真摯に対応していただけた。
  • 件数が対応できる範囲内だった

という、いろいろな点があって、なんとか説明ができた……という感じでした。
 それにしても、なぜに

週刊 ダイヤモンド 2008年 2/9号 [雑誌]

週刊 ダイヤモンド 2008年 2/9号 [雑誌]

「あそこまで派手に(親指シフト関連記述が)逆行退行してしまった」のだろうか……正直言って、入力法関連については「(詳しく知っていないと)うまく言及することが難しい」ので、サイレントクレーム化しやすい気がするんですよね。
 今回私が書いた説明だけで、「意見は表明していないけれども、サイレントクレームを発している」方に対しての説明を果たせているだろうか……と考えると、個人的には「まだぜんぜん足りていない」という気が。

タイピングマネージャ(仮)のα4.1以降が立ち上がらない原因が、ようやくわかった。

(過去:タイピングマネージャ(仮)のα4.1とα4.2だけが立ち上がらない……orz。)
 ええと……これは、いわゆる「失敗情報」です。
 タイピングマネージャ(仮)側の問題ではなくて、私の側(=これから使う方がはまるかもしれない)の話。

タイピングマネージャ(仮)をダウンロードしたのに、アーカイブファイルの展開に失敗する。

 これは https://sourceforge.jp/projects/typingmanager/files/ からファイルをダウンロードするときの「手順」の問題によって、発生するときがあります。
 SOURCEFORGE では、該当ページにあるファイル名のリンクを【右クリック】して【名前をつけて保存】すると、実際のファイルではなくて「ファイルを自動でダウンロードするためのページ」を保存してしまうことになります。
 つまり、ここでは【右クリックをしてはだめ】で、【左クリックをしなければならない】ということ。
 たいていは気づくのだけれど、なぜかたまに忘れてしまう……ので、メモとしてここに書いておくことに。

タイピングマネージャ(仮)のアーカイブをすべて展開したのに、起動時にエラーが出てとまってしまう。

 タイピングマネージャ(仮)のα4までは、【Microsoft .NET Framework Version 2.0】があれば立ち上がったようです。
 ところが、タイピングマネージャ(仮)のα4.1以降では、環境によっては【Microsoft .NET Framework Version 2.0 SP1】を必要とする場合がある……のかもしれません。
 このあたりは、「サービスパック」が「バグ取り」のために提供されているらしいところからすると、必ずしも必要ではないという環境も、結構あるのかなぁ……という気がしています。

……で、とりあえずタイピングマネージャ(仮)のα5が、無事に動いた。

 ひとまずメニューの「オプション(O)→スタートアップに登録(R)」を使ってスタートアップに登録してみたので、しばらくこのままで使ってみようと思います。

(メモ)漢直にも「覚えやすい(≒忘れにくい)漢直」と「覚えにくい(≒忘れやすい)漢直」がある……のだろうか。

 このあたりはまったくの想像なのだけれど、最近配列Wiki漢直けん盤リンク集(のG-Codeに関する部分)が改定されたあたりから、少し興味を持っていたり。
 うーん……漢直もいくつかのグループに分けないと、漢直リンクを見て「どういう配列なのか」を理解しづらいのかも。

  • 頻度順、打鍵性重視、無連想。
    • T-Code、TUT-Codeなど?
  • 意味順、忘れにくさ重視、無連想。
    • G-Code、超絶技巧入力など?
  • 意味順、忘れにくさ重視、連想。
    • 音連想&部首連想な連想漢直系すべて?。

 このあたりはまるっきりわからないので、もちろんメモの域は出ないのですが。


 一瞬、G-Codeのページを見ていて「ああ、かえで化してK-Code*1でも作ろうかしら……」などと、アブナイ考えがよぎってしまったのは、ここだけの話……カナ系の小改定だけでもすでにいっぱいいっぱい(しかもやり残しがある状態)なのに、それはさすがに無理だろ……と。


 とりあえず、(打ちやすさが劣化することは承知の上で)飛鳥を崩して「かえであすか」を作ってみて実感したのだけれど、やっぱり「忘れにくさは、けん盤配列が持つべき性能のひとつ」なんじゃないかな……と。
 「使用頻度が高くて忘れにくい」ものは、使いやすくなるように配字するほうがいい。これは飛鳥の段階ですでにわかったことで。
 けれども、ある程度以下の使用頻度になってくると、どうしても「忘れにくさ」に頼ることが必要になってくる……と。
 それがかな文字である「ぬ」レベルですら必要になる(けれども、かえであすかでは対策できなかった)としても、このあたりであればまだ「普通に使っていれば使う」から、まだいい……のだけれど、それが「ぱ」レベルにまで使用頻度が低下すると、それこそ「とにかく訓練・忘れないように記憶維持練習をする」か、あるいは「忘れにくさをつかむために、けん盤配列側をどーにかする」かの、どちらかが必要になってしまう気がする。


 漢直系でも、なにか良い方法はあるのだろうか……と考えてみたときに、今まで数年間に配列界隈を見てきた感想から直感で言うと、現時点では「(低頻度かなと漢字部分に限定して)意味順、忘れにくさ重視、無連想」あたりのなかに、(個人的な理想から見た場合に限っては)ちょうど良い解が眠っているのではないか……と、そんなことを考えてみたり。

2008年3月9日22:49:02追記。

 「かえであすか」化試験と「かえでにこら」化試験を元に、ふと思ったことを。漢直でほんとに効くかどうかはまるで不明。

  • ひらがなの「ぬ」よりも使用頻度の高い漢字があれば、それは無連想で配字していいと思う。
  • それ以外の漢字については、「50音順」のような学校で習うルールに紐付けするか、意味連想でつながる漢字をグループにするほうがいい。
    • グループ化した中で、特によく使う漢字を「キー漢字」として打ちやすい位置に配字し、そうではない漢字をその付近に配字する。
  • 練習する順序は、次のようにする。
    • まずはひらがな。記憶負担が大きい方法だとひらがなだけで大変なので、ひらがなは50音順にしてしまう方がいいのかも。
    • 次に「キー漢字」。漢直してるんだぞ!という意識が自分で持てるように、私文書で使用頻度の高い漢字がキーになっていると良い。
      • この「キー漢字」自身も連想記憶できるように並んでいると、さらに錯誤を少なくすることができるのかも。
    • キー漢字を交ぜて文章を書けるようになったら、後はキー漢字に紐付けされた漢字を「キー漢字グループごとにまとめて」練習する。
      • このあたりは、かな系で「行連想」や「清音-濁音-半濁音連想」をかけると【低頻度かなを忘れにくくなる】ことがそのまま使える。

 

*1:基本的には「漢触こーど」方式で、漢字部分をG-Codeのようにするとか。同キーの2連打を打ってからほかのキーを打つ……という操作の替わりに、2打目に親指シフトキーを併用する方法をとることが有用かどうかは不明だけれど。

(メモ)第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しいを読了。

(未来:(メモ)【気づく化】=【良い気づきの種】=「デザイン本」+「非常識な常識本」+「第一感本」+「速読本」+「見える化本」=【視点の変更】。)

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

 「詳しくないことに対する直感」と「経験に裏付けられた直感」はぜんぜん違う……という風にも受け取れる内容。
 配列屋がけん盤配列を手作業でいじるときに、どうしても「データでは出てこないけど、何か感じるところがあって」配列を変更したい……ということにであったことはないだろうか?アレが起きる原因について、この本はその仕掛けをうまく説明してくれている気がする。
 ただし、帯には激しくがっかり。「ほかにウリはないのかよ!」と……「第一感」というタイトルもそうだけれど、書店で実物を手に取っていたら、間違いなく買っていなかっただろうと思う。こういう本を提示してくれた勝間さんに感謝。

(メモ)非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣を読了。

(未来:(メモ)【気づく化】=【良い気づきの種】=「デザイン本」+「非常識な常識本」+「第一感本」+「速読本」+「見える化本」=【視点の変更】。)

非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣

非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣

 言ってることはわかるし面白い。でも、「私には合わないな」と、なんとなく思った。
 それと、「フォトリーディングのセミナーについて、受講者を選別しているかのような注意書きがある点を気にしてしまった」のだけれど、アレって一種のフィルタだったのね……習得できそうにない人の受講をあきらめさせて分母を少なくするには、まぁいい方法なのかも、と思った。すごく気分が悪くなる話だけれど。
 

(メモ)見える化-強い企業をつくる「見える」仕組みを読んでいます。

(未来:(メモ)【気づく化】=【良い気づきの種】=「デザイン本」+「非常識な常識本」+「第一感本」+「速読本」+「見える化本」=【視点の変更】。)

見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み

見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み

 ぐだぐだ言って聞かせるよりも、見えるようにして「気づいてもらう」方が、自発的行動に結びつきやすく好ましい、という話。
第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

を読んだ直後に読むと、妙にしっくり来る話だ……と思う。
 んー、「見える化」の本を薦めるときには、「第一感」を先に読んで貰うようにセットで推奨するほうがよさそう。それと、
パソコンを隠せ、アナログ発想でいこう!―複雑さに別れを告げ、“情報アプライアンス”へ

パソコンを隠せ、アナログ発想でいこう!―複雑さに別れを告げ、“情報アプライアンス”へ

にも通じるところはありそう……だけれど、こっちはインターフェースヲタクじゃないと興味ないだろうなぁ……orz。
 ちなみに、【見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み】では「ITは能動的に見に行かないといけないから、見える化を阻害してしまうときがある」という話が出ていて、ちょっと驚く。それは「見えにくいITシステムをあえて使っていること」そのものが原因なのであって、現場に情報を提示する方法は「紙であってもディスプレイであっても電子ペーパーであっても、目に飛び込んでくるようにさえできれば、変わらず役に立つ」ものだから。

はてなサービスメモ。

 うーん……なぜか
http://b.hatena.ne.jp/maple_magician/
だけがInternal Server Errorになってしまって、閲覧&追加できない(ほかの方のはてなブックマークは問題なく表示できるので、余計にわけがわからない)……理由はわからないのだけれど、とても困っていたり。
 とりあえずは報告してみたけど、休日中にはまず復旧しないからなぁ……。

2008年3月10日18:32:08追記。

 3時間ほど前に復旧した模様。
 平日だともう少し早く復旧していそうなものだけれど、休日明けにはタスクがたまってるはずだから、大体このくらいの時間までは遅れてしまうだろうなぁ……と。