「様々な配列」と「その特徴に対する○△×」を表として作り、その特徴群に対して「自分にとっては必要」と「自分にとっては不要」って書いてから○△×を色分けチェックしていくと、「どの配列と自分とが、インピーダンスマッチングの取れた組み合わせなのか」について、なんか見えてくるのかも。

 「人様に迷惑を掛けずに、平然とぶった切れる配列が、たくさんある」ッてのは、こーゆー思考実験をするときにホント便利だよな……と思う。
 ユーザーさんがいる配列でこんなことやったら、絶対にややこしくなるし……。
 ……ってことで、ざっくりやってみた。ところどころに間違いがあるかもしれないけれど、『考え方』としての話なので、そこは今回だけ無視してください。

利点と欠点のごった煮 自分にとってどうか かえであすか かえでおどり 楓配列 KISS配列 偽月配列 新JISか?配列 Moid配列 ものぐさ配列 さかさにこら ロマかな配列 イオン配列
1音/Action 不要 × × × × × × × × × ×
音単位認知 やや必要 × × × × × ×
1字/Action 必要 × × × ×
字単位認知 必要 ×
段系構造 やや必要 × × × × × ×
行系構造 不要 × × × × × × × ×
高頻度側清濁構造 不要 × ×
低頻度側清濁半構造 必要 × × × × × × ×
絶対速度性能 不要 × × × × × × × × × × ×
痛み対策 必要 × × × × × × × × × ×
右手に負荷寄せ 必要
左手に負荷寄せ 不要 ×


 こーゆー風にすると、『わかりやすさ方向に振る特徴』と『効率向上方向に振る特徴』とを区別することなく『ごった煮』状態で並べることが出来る。
 で、それに対して各配列の評価を、あらかじめ『○』『×』『△』とかで全部書いておく……と、シートを『作る』のはここまで。


 このシートを『使う』時には、その特徴が『必要か、不要か』をずらずらーッと追記していく。
 で、自分が気にしてる/気にしてないってのと合致する『各配列の○△×』なところに色を塗っていく……と、結果として↑のように『自分が気にしているところにはこだわっていて、かつ自分が気にしてないところには拘ってない』配列が、きれいにあぶり出されて見えてくる
 どっかの偉い人が『それは欠点だ!』って叫ぼうが、世間様が『それは欠点だ!』って叫ぼうが、やろうとしている本人自身の指さんにとって都合が悪くなければ、それは『本人にとっては、欠点でもなんでもないじゃん』ってゆー話が、この考え方だったら表現可能だと思う。


 今この表に書いてる項目は「難解バカボンで出し方のような、訳の判らない項目」になってる……から、そこは言いかえが必要。
 ……で、基本的には、こんな感じでイケそうかな、と。
 考え方としては「自分の考え方に近い政党を探すスクリプト」みたいな感じ……それこそ「あなたの意見と○○%の整合性があります」みたいなのを出して、それを降順でだーッとソートしてるのがあるけど、あんなのと似たものが適してると思う。
 紙ベースとかHTMLベースでやってみて、いろんな人にとって相当の精度が出せる……って状態になったら、これもスクリプトにするべきかも。
 #あるいは「皆でよってたかって、wikiにどんどん【配列】と【特徴】と【○△×】を追記していって、それをベースにする」ってものアリかな。


 ……ってことは、ハブ配列は【この表における、なるべく多くのことを確認できるように、Qwertyローマ字入力とはなるべく違った体験を出来る配列】ってのがあればいいのか。
 かえであすかが役に立つかどうか……ってのもあるけど、他のハブ配列探しについても、この表に絡めて探してみようと思う。