RAL-HUB02のロードテストが、altocicadaさんとこでも始まってる。

 今日は↑を拝見して、「当初の予測が、もしかすると正しかったのかも」と思いはじめてる。
 ↑のテストでは、↓での「上から2番目と、上から3番目についての比較試聴」をしてる……のだけれど、今のところその優劣差が「事前予測と、合ってる」ようで。


 上から2番目のは、タイムシフトHUB+普通のUSB-DACって構成──これは、以下の2つを組み合わせてテストされている環境に該当──なので、揺れの値は「(USBの揺れについては排除した上で)二つの機器の合計」になると考えられる。

ラトックシステム オーディオ用USB-HUB RAL-HUB02

ラトックシステム オーディオ用USB-HUB RAL-HUB02

ONKYO SE-U55SX(W) WAVIO USBデジタルオーディオプロセッサー ホワイト

ONKYO SE-U55SX(W) WAVIO USBデジタルオーディオプロセッサー ホワイト

 上から3番目は、ASYNCとかに対応してるUSB-DAC単体の構成──これは以下の機器でテストされている環境に該当──なので、揺れの値は「(USBの揺れについては排除した上で)聞き単体の値」になると考えられる。
ラトックシステム USB ヘッドホンアンプ RAL-2496HA1

ラトックシステム USB ヘッドホンアンプ RAL-2496HA1


 この傾向が最終的な「altocicadaさんにとっての、評価結果」として成立した場合、「RAL-HUB02に、何かのUSB-DACを足し算する」って方法だと、安定度に対する不安を払拭するのは難しいかも。
 そうなると、「割とよさげなクラスのCDプレーヤー並に、キッチリした時間軸安定性」を達成する必要が出てくるので、選択肢として↓のような「組み合わせではなく単体で、ASYNCに対応してて、かつ内部クロックもマトモ」ってゆーのも、射程距離内に入ってくる……ってことになるのかな、と。


 ……で、仮に「あと一桁、精度が足りない」ってことになると……やり方は2つ。
 一つ目は、それこそ「至近処理で聞くときの音質については、我慢する」ことを覚悟の上で、マルチビットDACが使える「外部入力付きの、マルチビットCDプレーヤー」を導入する方法。【RAL-HUB02+SE-U55SX】から出したデジタル信号か、PCIサウンドカードから出したデジタル信号を、「外部入力付きの、マルチビットCDプレーヤー」に導入すれば、補正原理が喧嘩しないので、きちんと一桁分の精度が出る……と。
 もう一つは、一桁分高精度なクロックが載った、ASYNC対応のUSB-DACを買う……ってことなのだけれど、問題は【そのクラスのUSB-DACが、びっくりするほど高い】ってことにある……と。カネを湯水のように使えるなら、それこそ『実際にそれをやった』DACとしての

HD-7A (USBオーディオインターフェース D/Aコンバーター)

HD-7A (USBオーディオインターフェース D/Aコンバーター)

を買っておけば、確かに安心……なんだけど、それが『必要』な条件なのか?ってゆーと、いきなりこそに飛躍するのはやっぱり躊躇するところがあるんですよね……もちろん「方向性が間違っていなければ」いい方向になるけど、それが「コスト対ベネフィット比」で考えたときに「最も満足度が高い」だろうか?ってなると、やっぱりむやみやたらと高いのを奨めるのは躊躇するし。


 ……いずれにせよ、今後のテストでどういう評価が下るか……ってのは、結構楽しみなところです。
 ……って、それだけじゃなくて、自分とこでもさっさとABXYテストをしなきゃ……。