質問の途中経過──【 キーボードによる文字入力速度は、10代後半?20代前半をピークにして、あとは10年ごとに平均10%強ずつ(極端な例では3割強ずつ)落ちていくようです。 ( http://q.hatena.ne.jp/1291906312 、http://thumbshift.blog108.fc2.com/blog-entry-17.html )。 そんな中で、これから年を重ねていく『あなた自身』は、この老化にともなう速度低下と『どう付き合い、どう戦っていく』心積もりでいますか。 あなたが現
(過去:(kaad)1980年前後生まれのコたちが、日本語入力について『語る』ことを許された、最初の世代になる……そういう認識が、一世代揃う10年後に、ほぼ確立する。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:ヒトは、『最盛期』から10年経つと、平均で「9.03%」打鍵速度が劣化する……ってゆーか「15.69%」なのかも。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:ジジイが『いまさら、ローマ字入力には乗り換えられないから』とか言ってはぐらかしてるのを見ると、これは罠なんじゃないだろうか?と思う。 - 雑記/えもじならべあそび)
特に解説はしない……ので、下のグラフをざっくりと『読んで』みてください。
※グラフははみ出ているので、クリックして全体をご覧ください。
……で、2020年に同じ調査をしたら、もしかすると↓みたいになるかも。たぶん『1979年前後よりも、前に生まれたか、あとに生まれたか』によって、世代全体の考え方に『ズレ』が生じているはず……という予測を立てて、以下のようなグラフを描いてみました*1。
ちなみに、以下は引き続き投票受付中です。
これから年を重ねていく『あなた自身』は、この老化にともなう速度低下と『どう付き合い、どう戦っていく』心積もりでいますか。 | |
---|---|
(これはダミーです。) | 25 |
2000年代に設計された入力法( http://d.hatena.ne.jp/video/niconico/sm5152804 とか)へと移行し、打鍵速度の低下を打鍵効率の向上によって補うつもりである。 | 35 |
1990年代に設計された入力法(拡張ローマ字入力とか)へと移行し、打鍵速度の低下を打鍵効率の向上によって補うつもりである。 | 28 |
1980年代に設計された入力法(新JISかな・親指シフトとか)へと移行し、打鍵速度の低下を打鍵効率の向上によって補うつもりである。 | 5 |
JISかなへと移行していて打鍵効率はいいが、正確性の低下と戦うことになると考えている。 | 3 |
すでに高効率系の入力法(新かな系・拡張ローマ字系など)へと移行済みである。 | 4 |
打鍵速度が低下しないように、今後数十年にわたって徹底した練習を積み重ねていく覚悟を決めている。 | 14 |
非拡張ローマ字入力ではない、高効率入力法を既に採用しているため、加齢に抗えるかどうか不安である。 | 1 |
非拡張ローマ字入力ではない、高効率入力法を既に採用しているため、加齢に抗えると考えている。 | 3 |
何も対策をせず、時の流れ行くままに身を任せる覚悟を決めかねている。 | 52 |
何も対策をせず、時の流れ行くままに身を任せる覚悟を決めている。 | 203 |
そもそも、老化云々について心配する以前に、いまだ『キーボードを見なくても速く打てる」状態に到達していない。 | 77 |
*1:私は、神田さんが感じた『効率を求めるほうが良い』って考え方が理解されるためには、一つの世代として「打鍵速度に関する栄枯盛衰を味わった、30歳以上の世代」が必要だと考えてます……そーゆーのは(かな漢字変換を幼少期には触る機会が無かった)1970年代以前の世代では感じることができなかった感触なのので、その世代が理解できなくても不思議じゃない、と。実際には『1980年以降生まれの世代であり、かつ30代以上』が、この事実に世代として気づくはずだと考えています。もしもJISの改正議論が本格化するとなれば、1980年代生まれの人が40〜50歳になろうかという、これから2〜30年後の話だろうな、と。そのときまで「慣れている人は慣れているままに、効率をよくしたい人はその願いをかなえられるような」共生概念に基づく鍵盤配列規格が必要!って、ウルサク言及していく必要がありそうだな……と感じました。