1年後に欲しいW-ZERO3、2年後に欲しいW-ZERO3。

(過去:「HYBRID W-ZERO3(WS027SH)」の入力シーンが、こうだったらいいなぁ……という、単なる妄想。 - 雑記/えもじならべあそび)


 とりあえず、HYBRID W-ZERO3は「欲しかったインターフェースに、極めて近い」ところが◎なので、速攻で買う予定。
 「かえで携帯配列」がデフォルトインストールされてるはずはないから、ctrlswapmini経由で使ってみたいところ。


 ……で、タイトルに戻って。
 欲しいものはシンプル。
 とにかく「人間を無視しない端末」が欲しい、という、アタリマエのはなし……。
 で、そーゆー端末が(特にフルキースマートフォンでは)世界中のどこにも存在していた時期がないので、今度はそっちに注力して欲しいと思う。
 ってゆーか、今までが「マゾ向け端末」すぎたんだよ……もっとフツウの端末が出て、はじめて「今までチョー苛められていたんだ」ってことに気づくんだと思うけど。
 愛の反対は無関心、とは言うけど、この場合は……無知は罪、なんだと思う。ゼロ次試作を実際作って触るまでは、絶対誰も気づかない話*1だし。
 いい加減、だれもが「あるべき姿」に触れなきゃいけない時代なんだと思う。もうすぐ21世紀も11年目に突入するんだし。

1年後に欲しいのは「ニンゲンを無視していない」世界初のフルキースマートフォン

 1年後は「初代W-ZERO3に、今のHybrid W-ZERO3の中身を載せたもの」。
 フルキーボード部分は、いままでみたいな「ちんまいもの」じゃなくて、きちんと「指腹のサイズを考えた」Qwertyキーボードを採用して欲しい。
 ……といっても、新規開発する必要なんかなくて、単純に「FIO-KEYBOという擬似テンキー」を、初代W-ZERO3のサイズに引き伸ばして搭載すればいいだけ。
 「超器用な人にしか使いこなせない」FIO-KEYBO擬似テンキーも、その原因である「幅の細さ」を横伸ばしで解消すれば、「スマートフォンなのに【タッチタイプ用キーボード並みのキーピッチ】を確保できる、魔法のフルキーボード」に化ける、と。
 FIOの中の人は「開発意図を無視するな!」と言って怒るだろうけど……指のサイズから逆算すると、FIOのキーピッチ変換技術が俄然活きてくるのは、「50mm幅級のテンキー部分」じゃなくて「100mm幅級のスマートフォンにある、横使いのフルキー部分」にインストールしたときだから。
 スマートフォンにおける「ニンゲンを完全に無視した」8mmピッチフルキーボードから脱却して、極めてマトモな「ニンゲンにやさしい擬似16mmピッチ*2」レベルへと押し上げる、すごくちょうどいい魔法が既にある……ってことに、(FIOとシャープの両者が)早く気づいて欲しいと思う。
 指のサイズを無視するとダメだ、ってコトも、指のサイズに合わせて設計すると普通に普及する、ってコトも、既にわかってるんだから……今から速攻交渉して、はやく「フルキースマートフォンの、本来あるべき姿」を実現させて欲しいと思う。


 製品広告のキャッチフレーズは、過激かつストレートに【人間向けのフルキー*3スマートフォン、出来ました。】でいいと思う。
 実効キーピッチを倍にして「指腹で押すことをきちんと想定したデバイス」だってコトを照明証明するのは難しくないだろうし、FIOの技術自体が「実効キーピッチを倍にすること」にあるのだから、仮にライバルメーカーがJARO経由で指摘したとしても「堂々とHIDの仕組み&キーピッチが2倍使える理由を提示すればいい」だけの話だし。

2年後に欲しいのは「軽さはチカラ」を実現した、テンキースマートフォン

 で、2年後は「KX-HV200か、AH-K3001Vのような【アンダー100g】パッケージに、今のHybrid W-ZERO3の中身を載せたもの」。
 現時点で、あとテンキースマートフォンに足りないのは、「小ささ」と「軽さ」だけだと思う。
 真の「賢いゴースト、軽いシェル」実現に向けて、2年間しっかりと練って欲しいと思う。
 アンダー100gはさすがに妄想でしかない気もするけど、【アンダー130g】に向けてがんばって欲しい気はする。
 #そのためには「ストレート」か「折りたたみ」にしなきゃ、たぶん目標を満たせない気がする。


 まずは、今回のHybrid W-ZERO3で、十分に資金を溜めてほしいねぇ……。

*1:……で、それをやってのけるキャリアはWillcomしかいないし、それをやってのけるハードウェアサプライヤはSharpしかいないと、私は今でも信じてる。

*2:タッチタイプをしようとして指を並べると「8mmピッチ」でしかないのだけれど、親指で押そうする限りは「(半キーずつ重なり合って割り当てされた)擬似16mmピッチとして使える」ってゆーのが、FIOの技術を「横長のフルキースマートフォン」に展開したときのミソ。フルキーボードなしに「ローコストのまま、キーの重複配置で」実現するソリューションって、たぶんFIOの考え方しかないと思う。

*3:「フルキー」という文字を、2010年1月5日2:37:30に追加。