(memo)大雑把型が禁煙に取り組むには、「読む薬(応用行動分析関連の本)」→「飲む薬(非ニコチンタイプの禁煙補助剤)」の2ステップが、一番効くのかもしれない。

 2週間とかかけて「だらだら本数を減らす」ってのは、ふつーは「一気にやめるのよりは難しい」とかいう話をよく聞く……のだけれど。
 大雑把型にとっては、この「ゆるいテンポで慣らしていく」のが、もしかすると向いているのかもしれない。
 たとえば……少しずつ「タッチタイピングを習得していく」ときのような、そーゆーゆるさで。


 2週間かけて「チャンピックスを服用」しながら、あえて「まずいとわかっていて無理やりタバコをすってみる」とか、そーゆーことをしつつ。
 ……で、ふつうはタバコを吸ってしまったその場で「そこで禁煙を断念(以降の誘惑に負けてしまう)」というパターンになるのだけれど、吸ったタバコが「まずい味であること」はチャンピックスが保障するから、頻繁な喫煙衝動が復活することはない、と。
 で、事前に応用行動分析の本を読んでいれば「いちど失敗した、というだけのことに、いちいち失望しなくてもすむ」ので、心理的負担もかからず、そのまま「障害はあっても、まだ禁煙までいけるはず!」って考えることが出来る、と。


 うーん……禁煙が成功するのかどうかはわからないけど、【出来そうにないと思っていることが、なにかの条件によって出来そうだと気づくこと】は、今でも面白いなと感じるところで。
 ちょうど、ガキのころにタッチタイプを覚え始めたような、ああいうのとほんとに感覚がよく似ていると思う。
 タッチタイプの習得方法や習得理論がいろいろあるのと同じように、禁煙の達成方法や達成理論にも、やっぱりいろいろあるんじゃないかなぁ……たぶん、「この方法が唯一絶対」ってのはないと思う。
 #増田式みたいなのが、もしかすると出るのかなぁ、という気も、しないではないけど。