勝間和代手帳2009は何故使いづらいのか。

(過去:無理なく続けられる年収10倍アップ手帳2008はなぜ使いづらいのか。 - 雑記/えもじならべあそび)


 ……タイトルは去年のをパクッただけであって、去年と同じ意味しか持ち合わせていません(来年はまたよくなっているはずだという期待は出来るわけで)。同じフォーマットのまま「次も買うか?」と聞かれたら買わないけど、今年のは弄れば何とか使えそうなので、とりあえずは調整して使ってみる予定。

勝間和代手帳2009 (紺)

勝間和代手帳2009 (紺)

勝間和代手帳2009 (茶)

勝間和代手帳2009 (茶)

使う前にやるべきこと。

  • 2本入っている紐のうち「淡い色の紐」を、40mm短くなるように切りつめること。
    • 短いほうを月間カレンダーページプロジェクト型マンスリーページに使い、週間予定ページは濃色の長い紐を使うこと。
      • 「手帳から飛び出る長さが半分になるように切る」ことがポイント。この長さにする理由は、使ってみればすぐにわかると思う。同じ長さで色違いじゃ意味がないし、飛び出る長さの差が半分からずれるほど使いにくくなることに注意。あと、触る頻度が高い週間予定の紐は濃色にしないと「汚れが目立つ」ので注意。
  • 「将来の予定シート」をコピーして、そのページよりも前のテキトーなどこか(後じゃダメだよ!大抵は一番はじめの青みがかった?紙のところか)に貼り付ける。
    • まぁ……めんどくさければ、そのページを切って、青みがかった?紙のところに貼り付ければいいと思う。←の紙には別フォーマットを貼って使うから、切っちゃダメ。
  • 使いはじめには前月(2008/11)の反省点などを書く場所はないので、2008/12の扉ページ左横にある「将来の予定シート」をつぶして、「今月の測定項目、前月ベンチマーク、今月目標および月末測定結果記述欄」にする。
  • 月末ぶら下げになっている「Note」5ページ分は、はじめから順番に最上部へと「当月の反省点」「反省部分を翌月取り返すための施策案」「翌月やることリスト」「翌月やらないことリスト」「翌月の測定項目、前月ベンチマークおよび月末測定結果記述」というタイトルを決めて、ページの役目を決めてしまう。
  • 非プロジェクトカレンダ部分の左側を潰して「前月の反省点+当月取り返すための施策案」に、右側も潰して「今月の測定項目、前月ベンチマーク、今月目標および当月末測定結果記述欄」にする。この見開き下部にあるマトリックス他はそのまま使う。
    • 非プロジェクトカレンダを残しておくと「プロジェクトカレンダ」「非プロジェクトカレンダ」「習慣カレンダ」の3箇所にしおり紐を挟まなければいけない……のだけれど、こうなると管理不可能になるので、そもそも「非プロジェクトカレンダ」を潰してしまうより他に解決法はない。

やりたいけど出来ないこと(Excelとかで自作するほうがいいかも……でも、根本的に貼り付ける場所がないよorz)。

  • 非プロジェクト型マンスリーカレンダーページを完全に潰す。紙手帳における重複機能欄はほとんどメリットがないと思う……。←つぶして再利用するので、そのままでいい。
    • プロジェクト型マンスリーカレンダーを、今の年頭位置のままで「見開きの右が月間プロジェクトマンスリーカレンダー」になり、「見開きの左がマトリックス&やること&やらないこと&本&人」になる様にする。←つぶして再利用するので、そのままでいい。

以前よりよくなったこと。

  • 記述的だった使い方解説部分が、だいぶ整理されている。
    • というか、解説がないと使えないような記録欄そのものが減っている。
  • フレームワーク本のフレームワーク採録されていること(あの本は買ったけど読んでませんので、そういう意味では助かります)。

以前からかわっていないこと。

  • 毎週毎月見ることになる「I消費」「II浪費」「III投資」「IV空費」「緊急度高」「緊急度低」「重要度高」「常用度低」という表現が、記号的であり説明的ではない。
  • 手書きでの記述例がないので、手で書いたときにどうなるのか、というイメージができない。
  • 年間目標は左方向展開の大きな折込シートに・月間目標は右方向展開の折込シートにする(あるいは分冊する)など、コスト的に見合う範囲内でチャンクダウンの作業性を良くする為の工夫がほしい。
    • しおり代用紐が2本入っている……のだけれど、使い方の説明はどこに書いてあるのかしら……。

以前からわるくなったこと。

  • 愛読者カード表の広告は、購入者の神経を逆なでするために掲示しているのでしょうか……
  • マンスリーカレンダーとプロジェクトマンスリーカレンダーの機能が「ほぼ同容量の記述可能性がある」という意味で被っている。仕方がないので、非プロジェクト側のマンスリーカレンダー(2008/12〜2009/12)は×印をつけて、記録用には使えないようにした。
  • 年間予定を樹構造orマインドマップ構造で書くための場所がなくなってしまった。

使う前の感想。

  • この程度の修正で「自分にとって使いやすくなる」……のだから、ある意味十分なのかも。
    • がちがちにフォーマットを決めるよりも、「こんなフォーマットに転用しやすい罫線を引きました……だから後は勝手に使え!」的なスタンスが必要だと思う。月末ノートページに余裕がない&月初ノートページがないので「ダイアリーハック」が出来ないところは×。
    • 少なくとも、「プロジェクトマンスリーカレンダ」と「週間カレンダ」はそのまま使える。ごちゃごちゃしていた以前とはちがって、窮屈さがかなり解消されたのは良いとおもう。
  • 個人的には「記号的解説&えーごを使わないでほしい」。特に今回気になったのは「Awareness」……【「停止、 中止、キャンセル」】じゃないけど、「ひらめき、気づき、情報。」とかいう風な直感的タイトルがほしいところ。あと、「(NOT) TO DO LIST」って、「や{る|らない}ことマトリクス」じゃダメなのかなぁ……。ちょっと修正できる分量じゃないのでそのまま使うしかないけど、結構気になる。

とりあえず。

  • 今年は弄って使う。
  • 年間手帳はネットで買うものじゃないな……と思う。