昨日の買い物メモ。

 ついに「とりあえずSACDも再生できます」系の割り切り方が出来た……という感じ、かなぁ。
 まだ再生試験をしていないけれども、PLAYSTATION®3によるメリット&デメリットの部分とはまるっきり違う製品だから、どうなるかはきちんと試してみないと。
 うまくいったら、PLAYSTATION®3は音響環境から排除する予定。
 ただしこれは、基本的に「テレビにつないで使うもの(単体使用前提の製品ではない)」という操作形態なので、そのあたりで「PLAYSTATION®3と同じ問題にぶつかる」可能性も否定できないんですよね……むむむ。

2008年9月13日15:14:33追記。

 実売ベース(2万円未満)での同価格帯CDPと比べれば、CD再生に関して特に音質的に不利な点はなさそう。
 (PLAYSTATION®3とは違って)安物テレビをつなげても音質が劣化しにくいのは○。
 ただし、非映像トラックの早送り・巻き戻し動作が「DVDにおける同動作と同じ」挙動なのは×。
 SACD再生機能は「何もかもがオマケレベル」ですね……PLAYSTATION®3のアナログ出力と比較すると「だいぶ手抜きッぽい」印象。まぁ……これは「PLAYSTATION®3はゲーム機のエンジンでDSD→PCM変換をしている」から有利だ、という話なので、そういうバックボーンのない同価格帯オーディオ機器に同レベルの品質を求めるのは無理があるのだけれど。


 PLAYSTATION®3の音質を劣化させないテレビがあるなら、そういうテレビとPLAYSTATION®3を組み合わせるほうがいいと思います。
 そういうテレビが確保できない環境にあるとか、そもそも常設環境には表示装置なんてないよ!という場合は、本機を選ぶほうが扱いやすいと思います。
 #オーバーサンプリングをした後のフィルタ代わりにVLSCを使っているので、高音域の表現能力は「よく出来たフィルタよりは劣る」ところに注意。一方で声の帯域〜低音域に関しては「安価なのにすごく良く出来たフィルタ」として振舞うので、かなり好みは分かれると思う。個人的には「低価格機ならVLSCを選んで間違いない」位に思うほど好きなのですが……「低価格かつ低ノイズ」を両立するうまいアイデアだと思う。