(TitleOnly)商品としてのCDから「元の音」を拾い上げるなんて、絶対に無理だ……と思った。

 いま「ZARD坂井泉水一周忌追悼特番」を見ている……のだけれど、はじめにレコーディング時に撮影していた映像が流れていて、正直唖然としてしまいました……。
 撮影用カメラで収録した音声と、そのほかの「パッケージ化のために成型された音声」との間には、全くといっていいほどの違いがありました……前者は明らかに「声量が若干不安定かつ刺激的」であり、後者は明らかに「コンプレッサによって角が取れて」います。
 ……これは、「パッケージ化のために成型された音声」を使って再生側でどーにかしたからといっても、再現できるわけがないなぁ……刺激の部分に音量をあわせると音量過大になってしまうし、普段の音量にあわせると刺激の部分が再現できないし……元の音量がいじられているからどーにもならないよorz。

出ていたもの。

2008年6月2日18:10:46追記。

 翌日の「とくダネ」を見ていて思った……のだけれど。
 パッケージ向けのとは違って「非音楽番組の放送」では、比較的いじっている要素が少ない(少しのコンプレッサ&音量絞りまくりで処置している)ような。
 ライブハウスとかだと楽器に負けないように拡声&ピークリミットせざるを得ないから、条件は上記よりも悪くなるし……。
 人によって「音量や性質が異なる」から、誰か一人の声だけを基準にするわけにもいかないし、難しいなぁ。