プロケーブルスピーカースタンドのカラーバリエーションに「黒染」はない……困った。
(過去:「却下されることを前提で」トランスやさんに見積もり依頼を出してみた……。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:プロケーブルトランスとプロケーブルスタンドを検証用に買おう……と思ったのだけれど、前者は保留に。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:銀メッキ線と音の焦点に絡む、しょーもないメモ。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:電源トランスメモ。 - 雑記/えもじならべあそび)
なぜにスタンドのことをほったらかしにしてまで、アイソレートトランスの見積もりを強行しちゃったんだろう……と自分でも不思議だったのだけれど、2chの関連スレッド経由で知った「塗装のはげた黒スタンド」をみて、ようやく「理解できずにもやもやとした不安になっていた部分」の状況を理解できた。
今出てる「黒」と「シルバー」って、【焼付け】や【黒染】じゃなくて、【塗料塗装】だったんだ……塗料塗装って、ちょっとぶつけただけではげるし、剥げたところをさっさと塗りなおさないとまずい*1から、家庭で扱うには結構微妙かも。
うーん……焼付けでは塗料塗装よりも若干マシになるけど、加工費がかかる上に「結局は同じ塗装の一種」だから、皮膜ははげるときがあるし……黒染版が出るのを待ってみようかしら。
ってゆーか、「テカった黒」を見た時点で「黒染じゃない」ってことに気づけなかった自分に意気消沈……自動車部品工場での製造ということだったから、てっきり黒染なのだとめくら認識していたよorz。
黒染は科学染色の一種だから、そう簡単には地の色が見えたりしない(黒染の六角レンチを創造想像してみるといいかも)し、テカリのない落ち着いた黒になるから、地味ではあるけれども安心して使えるところがいいんですよね……どうして製作を請け負ったメーカーさんが「黒染」を提案しなかったのかと、その点がとても気になる。
2008年5月21日20:06:35追記。
おなじスレッド経由にて、「電着塗装」という選択肢があることを教えていただきました、感謝。
ぱっと調べた感じでは「それなりの設備が必要」という感じで、塗装工程を持っているか塗装専業のところに依頼するか……という必要がありそうなものの、黒染とは違って色々なカラーリングに適応するというのが良さそうです。
いずれにせよ、一点物に近い製造コストがかかっていそうであることからすると、価格が価格だけに、もう少し塗装について気を遣っていただきたいところですね……。
それと、JRX115の重量が「27.4kg」だということも……持った感じに引きずられて「24.7kg」と誤記したまま、延々と気づけずスルーしていましたorz。修正できるところについては修正してみます。
本来重量よりも軽めに感じてしまうという理由は、可搬性のよさにあるのかもしれません。
ほとんど重量が変わらないはずの、Diatone/DS-77z(29.0kg)よりも遥かに持ちやすい……というのは、JRX115が「手持ち時の重心設計について、箱全体にわたって特に神経を使って設計された」ことを意味しているのかも、と。
声の帯域を含めてきっちりキャストし、レンジを狭目にしてハウリングを起こりにくくし、かつ持ったときの負担がかかりにくい……というのは、JRX115が持つすばらしい利点であり、まさにそこがJRX115の存在理由なのだと思います。
なんというか、「家置きで動かすことなく、音楽を聴くためにつかう……というためのものではない」というあたりが、ひしひしと伝わってくる気がします。
実際のところ、「今の日本で、JRX115が家庭に【押し込められて】つかわれている」というところについて、JRX115の設計者さんはどうお思いなのか……というところが、ちょっと気になってしまいました。
使いどころさえ間違えなければ「すばらしいコストパフォーマンスと設計ポリシーをもつ、ナイスな選択肢のひとつ」であるはずなのですが、いまはそこ以外の面から見た評価だけで語ってしまっている……というところについては、(私自身も含めて)反省しなければならないところがあるのかも。
それと、閲覧については専用ブラウザを使っています……普段はおもに「日本語入力法」関連のスレッドを拝見するために使っているのですが、いくつかのプロケーブル関連スレッドについても同時にチェックさせていただいています。
自力だけで追いかけて&追試していけるような量ではない……というのは、日本語入力関連もオーディオ関連も同じなので、どちらも拝見させていただくことによって得るものは多いですね。
オーディオ分野においても、それこそ日本語入力法で言うところの「月配列」( http://jisx6004.client.jp/tsuki.html )のようなスタイルのものが提案される日が来ることを、ひそかに期待していたりします。