「しかたがない……」は言ってはいけない 〜行動科学で見えてくるアーキテクトの新常識〜……なんて本があれば、よんでみたいなぁ……などと、くだらないことを考えてみたり。
元ネタはモロに↓なのだけれど。
「やる気を出せ!」は言ってはいけない ~行動科学で見えてくるリーダーの新常識~
- 作者: 石田淳
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2008/02/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: カレルヴァン・ウォルフレン,Karel van Wolferen,鈴木主税
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/10
- メディア: 文庫
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かえであすかの場合は「特別な打鍵練習をせずに、2300かな/日程度使うユーザさん向けに、まぁまぁ使いやすい環境を提供する」ことが目的?あと付けすぎる話だけれど。
この場合、ユーザさんに負担してもらうのは
- いい練習教材があるわけではないのだけれど、うまく96定義を覚えてください。
- 2300かな/日程度使ってください(それ以下だと忘れてしまうし、それ以上だと指への負担がらみで厳しい)。
- タイムシフト・連続シフトのどちらかのシフトロジックをサポートする、かえであすか対応エミュレータが走る環境を用意・維持してください。
になって、アーキテクチャ側でどうにかしているところというのは
- 基本的には飛鳥カナ配列系なので、「7年間練られて来たなりの打ちやすさ」は、おおむね保証できる(好みの問題などがあるから一概には言えない、という制限はあるけど)。
- 低頻度濁音・半濁音をある程度再配置しなおしているので、「わすれにくさ」という部分に関しては若干効果があると思う(ようにする配列に組み替えたので……)。
という感じだろうか。
「使い手としての私」が「しかたがない……」とかいいながら使うようでは変なので、そういうところに関しては「弄り手としての私」が何とかしないとダメでしょ、というのが、【「しかたがない……」は言ってはいけない】の根本部分。
……けっきょく、使い手にとっての使いやすさというのは、本質的な性能ただ一つのみによって決まるという、そう単純なもの……ではないのかもしれない。