だまされる耳、だまされない耳。だまされる脳、だまされない脳。

 ……けん盤配列と、色覚ネタと、いわゆる音ネタの共通点を、一つ見つけた気が。
 ↓で「だます/だまされる」と書いているのは、「再生音を聞いて、生音だと誤認してしまう」事を指しています。それ以外の「だます/だまされる」に対しては、このままでは表現できるわけではないという点に注意してください。

 色覚がメジャーに属する人と違う、マイナーな人の場合、「メジャーな人にとってはハッキリ分かれて見える色が見えず、メジャーな人にとってはほとんど気にされない色がハッキリ別の色に見える」ということがあります(信号機における緑灯火と青灯火などが、その代表例かな)。
 けん盤配列についても、これに似た「不満の感じ方と解決方法」のからみがある……のかも(これは要調査)。
 こういうことが、聴覚においてもありえるのではないかな、と。

【自力で何とかできる人】聴覚が優れているといわれる人。

  • だまされやすい耳・だまされやすい脳である。
  • どの程度だまされているか、どの方向にだまされているかを、経験や感などから理解することができる。
    • 訓練または勘によって理解できる。ただし、この手の人で「感度が鈍かったり、感度が先鋭すぎたりする人に向けての説明」がうまい人というのは聞いた事がない。

【最も幸せな人】聴覚が優れていないといわれる人のうち、ズレの方向性を理解できない(=生音と再生音の区別が付かない)人。

  • だまされやすい耳・だまされやすい脳である。
  • どの程度だまされているか、どの方向にだまされているかを、経験や感などから理解することができていない。
    • 訓練によって理解できるようになる……のだろうか。そのためのメソッドは不明というか、そもそも訓練をすると不幸せになりそう。

【最も苦労する人】聴覚が優れていないといわれる人のうち、極端に弁別の先鋭性が鋭い(=再生音が生音のようには一切聞こえない)人。

  • だまされにくい耳・だまされにくい脳である。
  • どの程度だまされているか、どの方向にだまされているかを理解する以前に、その範囲が狭すぎて「スイートポイント」に近づいているのかどうかを検知できない。
    • 「生音のように聞こえやすい(だまされやすい耳を持つ)人」の手助けが最も効果的なのかも?そのためのメソッドは不明。

私はどれなのか。

 ……けん盤配列においても、音ネタにおいても、思いっきり【最も苦労する人】の分類に入りそうな気がする……って、考えるだけで萎えてきましたよorz。

何でこんなことを考え付いたか。

 えーと……「いい音を求めてあれこれやってる人」の言葉をぐっちゃぐちゃにちりばめて、そこから関連性がありそうなことをテキトーにまとめていきました。
 ただし、KJ法のような高等技術を使ったわけではなくて、単なる脳内イメージでしかないわけですが^^;。