「却下されることを前提で」トランスやさんに見積もり依頼を出してみた……。
(過去:プロケーブルトランスとプロケーブルスタンドを検証用に買おう……と思ったのだけれど、前者は保留に。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:銀メッキ線と音の焦点に絡む、しょーもないメモ。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:電源トランスメモ。 - 雑記/えもじならべあそび)
もしも今回の見積もり→発注がうまく行けば、次回は「100V/200V兼用」か「200V専用」の仕様についても、それを導入する環境が整った時点で見積もり→発注を試みてみたいところ。
って、「電話で聞けや!(注:思いっきり意訳)」というところに対してメールで聞いてしまう私はどんだけダメなのかと……(基本的に会話で物事を伝えるのは苦手なヤツなので)電話はすごく苦手なのですよorz。
100V環境でうまく行けば、200V環境ではもっとうまく行くはず……なのだけれど、このあたりは実際にテストしてみないとわからないから、結構微妙かも。
しかも、見積もり依頼を出してみたトランスの仕様というのが「アースピンがない機器は接続しないことが前提」という、結構微妙な代物なので……そのあたりでダメ出しに遭いそうな気もしていたり^^;。
ちなみに……今回見積もり依頼したトランスは、ものすごくぶっちゃけて言うと「アンバランス→バランス変換用ライントランスを、電源電力に耐えられるように巨大化したもの」みたいな代物です*1。
そんな電源トランスに、普通の機器は耐えられるのか?……というところは少し心配なのですが、一般的な(絶縁型)設計の電源回路を持っている機器ならば、たぶん耐圧的には耐えられるはずです。
もっとも、問題は「非絶縁型の電源回路を持っている電源」があったらどうしよう……というところで。まさか、「壁コンセント配線のライブ・ニュートラルがひっくり返っている可能性があることすら考慮していない」機器があるとは思いたくない……のですが、実際に接続する前には【100V端子のそれぞれと、アースピントのあいだが、普通に絶縁されていること】だけは確認しないとまずそうで。
はてさて、どうなることやら……。
#10万円ちょうどを超えるようなら見積もりを中止してもらうようにしているので、その場合はおとなしくプロケーブルトランス*2を買います、はい。
2008年5月21日14:05:39追記。
「プロケーブルトランスと似たものには見積もりを出せません(注:意訳)」という返答をいただいて驚いた……すわ「プロケートランスも二次側中点接地なのか?それならわざわざ個別発注する必要はないじゃん」と思ったら、よくよく見積もり依頼を自分で読み返してみると「プロケートランスのエッセンスが混じったままの発注依頼をしていた」という、すごく間抜けなことをしていることに気づいた……どんだけひどい誤発注ぶりなんですかとorz。
実際に必要としている、肝心要の「絶縁トランス」「二次側中点接地」以外の部分は排除(静電シールドも排除)して、再度見積もり依頼をすることに。
……うまくいけば「二次側中点接地」だけで、「静電シールドに近い効果」が得られるはず……などと甘い読みをしているのだけれど、果たしてどうなることやら。
*1:注:200V対応トランスにしたとしても、1次側はアンバランス受け(センター≠アース)です……かりに1次側を「センター=アース」にしてしまうと、1次側のRS-TS間に電位差が生じるたびに「激しいうなり」「大きな熱」「このトランスを通した1次側2巻線のみでの電圧平均化圧力(≒片極の電圧ドロップを(本来の役目ではない)このトランスで復元させる方向に動き、かつリジェクトできない逆相ノイズが結果生成されることを含む)」などが出る恐れがあり、絶縁油漬けではない家庭用トランスでは無理が出そうですので……ってゆーか、片極だけが欠相するとしゃれにならんので、そういう意味でもダメ。さらに、電柱のS点電位とこの手のトランスの「一次側」Sが地面経由で結合してしまうと「家庭の漏電遮断器ではなく、もっと先で落ちる」危険性が……故に、一見バランス受け接続に見える、単相での「一次側」接地はおすすめしない、と。
*2:説明をよくよく読んで内部回路がわかったのだけれど、少なくとも「私が求めている理想の結線がなされたトランスではない」ことだけは確か。