この国に足りてないのは「責任(Responsibility)」じゃない。この国に足りてないのは「説明責任(Accountability)」なんだよ。
……ってのは私の主張ではなくて、
- 作者: カレルヴァン・ウォルフレン,Karel van Wolferen,鈴木主税
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官僚は「選挙で選ぶことができない」かわりに「市民に対する説明責任を負う」と。
政治家は「普段政治に没頭できない市民の代わり」になって、官僚に対して「説明責任を果たすよう追求」していく、と。
そういう意味では、政治家が「くだらないパフォーマンス」をするというのも、ある意味では「一つの選択肢」だといえる……と。
なぜなら、「そういったパフォーマンスがくだらないのかどうかを決めるのは、市民(の投票)だから」と。
……まー、それぞれに、好きなようにやれば良いのではないかと思う。
選挙が「人気者投票」から「人気政策投票」へと変わるためにはだいぶ時間がかかるのかもしれないけれども、いまから色々と実験しつつ、最終的には「民主主義化」というのを目指して欲しいなぁ……と。
#うわ、この記事(?)自体が、思いっきり冒頭の本の世界観に侵されてるな……orz。