漢直初期設計メモ。

 運指法は外方運指法*1を前提として、それで問題が起きる【b/】を除去した28キーのみを使い、小規模のものにする。はじめから利き手を活用する設計にして、かつ左右反転配列も規定する。交ぜ書き変換にかなり頼りっきりな仕様になりそう。
 とりあえず、【jkl;oium,.】が右手かな領域、【fdsawercxz】を左手かな領域にする。
 この順番に、「かえでケータイ配列」「かえで携帯配列」のカナを割り当てていく。
 ……こんな仕様なので、名前は「なるとこーど」とか「たつまきこーど」みたいなところに落ち着いてしまいそうな気がする。
 領域区切りは4-3-3なので、アルファベットも収容しやすいと思う。
 コード定義早見表は、「木を見て森を見る」方式にするとポストフィックス方式になってしまって、漢直IMの仮想けん盤を見たときにバラバラ感がでてしまう……プレフィックス方式に定義するには、漢字の意味連想グループで行くよりも、漢字の熟語グループでいく(行段カナ配列テーブルで「○行」と書いたりするけど、アレの代わりに漢字熟語をインデックスとして書く、とか)方がいいのかもしれない。
 ……って、ホントに設計できるのかしら。
 まずはカナ部分のみを定義して、いけるかどうかをテストするしかないのかも。
 漢字を入れるときには、非利き手には単位・状態などの一部の漢字のみを入れるようにして、なるべく利き手を多く活用するようにする。かながことごとく交互打鍵なので、漢字くらいは利き手に寄せないと辛くなりそうなので。
 http://d.hatena.ne.jp/kettt/20080307/p1#c1205266617
 ketttさんの「風は忘れられない漢直」というコメントに思わず納得。「読み」ほど強力なガイドはない……そこにどれだけ近づけるか、が鍵。

*1:左手下段について、「小指=Shift・薬指=Z・中指=X・人差し指=C・人差し指伸=V・B」とする運指法。創世記の全指タッチタイプメソッドのひとつが、おおむねこの方法を採用していた。