「kaede dvorak layout」をスクリプト評価してみた。

(過去:kaede dvorak layout test)


 かえでDvorak配列と、オリジナルのDvorak配列を、一緒のスクリプトにかけてみました。
 ただし、同じ数字になるべき「キーの打鍵数」が微妙に違っている(原因不明)ので、計算精度についてはちょっと微妙なところがありますけれども^^;。

別途保存したテキスト(United Kingdom - Wikipedia)による評価。


 かえでDvorak配列では、(右手側と左手下段をまったく変えていないにもかかわらず)「同手・同指跳躍」が多めに出ます……これは下段の「K」と上段の「I」が絡んでいるためらしく、これは仕方がないなぁ……という感じです。
 通常、Dvorakでは「I」が上段ではなくホーム段人差し指外方に配字されるのですが、これを上段へと移動したのですから、まぁ当たり前……ということで。


 Dvorak配列は「左手人差し指伸領域に結構依存している」「左手人差し指領域全体をかなり使う」ところがちょっと気になりそうなのですが、そのあたりを「長く丈夫で上段には指が届きやすい、中指側に負担を寄せる」という方向に振ってみた……というのが、「かえでDvorak配列」の肝です。
 Dvorakで満足できている方にとってはまるで不要なものの、Dvorakを使ってみて「母音部分だけが気になる」という場合には、Qwertyへと戻る前に、一度この手の方法をお試しいただければ……と。
 これで解決できる可能性があるのならば、公開しておく意味はあるのかもしれません。