ポータブルオーディオメモ。
オーヲタの一人として、これはダメだろ……と思う。
【チャリンコ×(音の遮蔽を目的として使う)イヤフォンorヘッドフォン】。
耳が聞こえない人や、耳が聞こえにくくて補聴器をしている人の安全を守るのは、(それが本人の非によるものではないので)明らかに「周囲の交通市民」の役目だと思う。
ただし、自分であえて周囲の音を能動的に遮蔽しているのであれば、そこでは「自己責任」の要素もかかわってこないとおかしい。爆音で音楽をかける自動車がしばしば緊急車両の進行を妨害していたりするのを見かけたりもするけど、それと同種の危険性があるし。
【徒歩×耳栓(or爆音)イヤフォン】なら重大な交通加害者になる恐れはそれほどなさそうだけれど、【チャリンコ×耳栓(or爆音)イヤフォン】は走る凶器にもなりえるだけに、国レベルでの統一した指針による規制は必要だと思う。
この場合、「耳栓型がダメで開放型ならいい」とか「小音量ならよくて大音量ならダメ」とかいう基準を作っても役に立たないので、最終的に「外部の音を聞き取ることができるかどうか」で判断するしかないのかも……って、4割弱の都道府県道路交通規則はおおむねこの方針で作られているらしく、それを知ってホッとしたところで。
無灯火・ケータイ・傘さしに関する注意は行き届き始めている気もするけど、外見からは見えづらいこういうところのほうがかえって「周囲からは見えにくいので余計に危ない」ので、なんとかしてほしいところです。
……そういえば。
勝間さん本のどれか(あえて書名は書かない)*1のカラー写真では、なぜに「徒歩モード」と「自転車モード」で写真を分けなかったのだろう?
どちらかのモードでしか必要のないものが、一緒くたに写真に写りこんでいて、ちょっとわかりにくいよなぁ……と思いました。
一番始めに目が行ったのは、いつもの癖でやはり「イヤフォン(ER/ER-4S)」でして、それを見て真っ先に道路交通規則のことが思い浮かんだ……のですが、書評にそんなことを書いては野暮すぎるので、しばらく寝かせておくことにしました。
#チャリンコに乗るときは音量に気をつけよう!とかいう話が載っていなかったはずなので、そもそも「チャリンコ×イヤフォン」の組み合わせは使っていないのだと思う。
誌面の関係か何かでモード分けをしていなかったのだろうから、そこに突っ込むなんてできませんでしたし……とはいえ、それと上記の話は別問題なので、わすれないうちに書くべきことは書いておこうかな、と。