左利きの方が「レフティかえであすか」を使うイメージを連想するための方法を考えてみた……のだけれど、うまく思いつかない。

(関連:仮にここで【かえであすか配列は××配列よりも「全ての人にとって」快適です!ってゆーか、かえであすか配列は他のあらゆる配列よりも「全ての人にとって」快適です!】などとホラを吹いた場合、その言及に対して(反論ではなくて)それが正しくはないことを証明してくださる方は、何人いらっしゃるのだろうか……と、ふとそんなことを考えてしまった。)


 ……キーボードの写真を撮って、左右反転したものを画面に表示させて、その画面上でシャドータイピングを試したのだけれど、それでよいのだろうか?
 「かえでレフティあすかの思考実験」とあわせてやってみた感じでは、どうやら「外方運指法」で処理するほうが良さそう(左利きの方にとっても今のキーボードでは右手側の方がマシ、という原因は、この並行運指法という手順そのものが原因なのだと思う。)……な気がするのだけれど、それをやってしまうと【(並行運指法を前提に作成された)近代的な設計のけん盤配列が全滅になってしまう】ので、それを提案しても良いのかどうか。


 ……仮に外方運指法が標準になった場合、QwertyとJISかなは影響がない(というかJISカナにとっては(右手小指下段外方シフトが右手小指下段シフトに昇格するのだから)かなりのプラス)のに対して、その後に作られたけん盤配列は多大な影響を受けるし……その点がとても微妙。
 こういう場合に「かえでレフティあすかは外方運指法で使ってください♪」……と気楽に言えないのは、(他の配列との絡みを考えると)困るなぁ……と思う。


 うーん……こういう場合、どうすればいいのだろうか?
 「かえであすか」そのものを「かえでレフティあすか外方運指法版」のように外方運指法バージョンへと変えてしまって、全部ご破算の状態からやり直す……という手もあるのだけれど、その実験をする価値があるのかどうか。
 #ただし、左手側がとても不器用に感じる原因のうち、いくつかは「左手側の下段運指法に起因している」ということは飛鳥経由(特に、右手でNとMを打鍵する感覚が、左手ではまったく同じ配列なのにCとVに対しては適用できないあたりとか)で感じた気もするので、本気で「ご破算」をやってみる必要はあるのかも……という気もしていたり。


 ……このあたりは「けん盤配列に関する設計&運用指針」そのものを完全にひっくり返してしまいかねない(特に、非Qwerty系列・非JISかな系列のけん盤配列・欧文系けん盤配列全般にとって致命的な影響があるかもしれない)ので、その点の影響も考慮しないといけないのかも?
 ……いや、私一人がやるだけなら、そんな大風呂敷を広げる必要なんてないか。
 いずれにせよ、これはまだ検討段階、ということで。


 もっとも……実際には、すでに私の中の悪魔が【外方運指法を採用すれば、「かえであすか」と「かえでレフティあすか」がほぼ鏡面配列になるじゃん……そうすれば「かえでレフティあすか」の評価打鍵ができなくても、2親指シフトキーと文字キー29個分(D1〜10キー折り返し〜C9D1〜D10+C1〜C10+B1〜B9)の評価打鍵は済んだも同然じゃないか!】と誘惑していたりするのですが……。
 Rayさんが丸7年かかってやってきたことを繰り返す羽目になるのが目に見えているので、さすがにそこに飛び込めるかどうかは微妙。
 #でも、配列の「かえで化」を目指す上で、外方運指法化による自動的なレフティ対応というのは「(左利きではない私がレフティ配列を評価するためには)必須条件」になりそうな気もするし……むむむ。