ホームオーディオにおける、とりあえずの目標。

 ……だいぶアホな目標を立てている気もしますが^^;、あくまでも「大体こんな感じ」という、イメージとして。
 これは単なる「現状での方針」なので、固定的にこの方針を採るかどうかは全く不明です。
 そして、今週末は全く身動きが取れないので、これを書いてもあまり意味がなかったり^^;。

全体的に達成するべき目標。

  • 可能であれば「けん盤配列の設計」と類似の方針を採りたい。
    • 環境の再現性が十分に高く、「あてずっぽう」ではないこと。
    • 可能であれば「作業手順書」が公開可能な方法であること。
      • 「大勢に影響のないダウングレード手順」が公開可能な方法であれば、さらに望ましい。
    • 原理的に再現不可能な虚像を追いかけず、原理的に再現可能な実像を目標とすること。

機材側で達成するべき品質目標。

  • 記録媒体→ミクサ導入部については、仮の目標を「ミックスダウン作業中のミクサにあるMainOut端子から、リアルタイムで直接ラインを引っ張ってきた状態と等価」とする。
  • ミクサ導入部→ミクサ出力部→パワーアンプ導入部→パワーアンプ出力部→スピーカ導入部については、仮の目標を「可聴帯域における帯域バランスや位相などの変化が極力少ないこと」とする。

聴取空間側で達成するべき品質目標。

  • スピーカ出力部→室内空間→聴取場所については目標を立てようがないので、とりあえず「オペレータがテンモニ経由で【どういう鳴り方になるよう想像しながら調整したのか】を考えて、それに近くなるようにする」ぐらいのノリでいく。

価格面について許容できるコストの上限点。

  • 民生用途もしくは業務用途のために、その用途にとって一般的に許容しうるより過度のコストをかけてはいないものに限る。
    • 研究開発費の上乗せ率が許容限度外と思われるもの&ターゲットユーザーが許容限度外に少ないと思われるものについては、そもそも一切を選定対象から除外する。
    • ものづくりに関わる人間として、その製品にかけられた製造コストのうち「付加価値を生まない作業」によるものが大きくないかどうかという点について、十分に調査検討する。

調査期間について許容できるコストの上限点。

  • 使用する製品の市場価値が消失するまでかかっても、答えが出そうにないような事柄には、首を突っ込まない。

最低限、考慮するべき事柄。

  • ヘッドフォン・イヤフォンを買いあさっていた時代の苦い経験を忘れてはならない。
    • 「製品の価格が高いもの=良いもの」とか「世間様による評価が高いもの=良いもの」という妄信に振り回されないこと。
      • 世間様と私との間には「受ける感覚が大きくずれている」部分がある*1ようなので、その点に注意。

とりあえず今後のテスト。

  • スピーカ配線をスピコンで交換できるようにする。
    • 極端になりそうな比較対象は……Belden8460/10mとカナレ4S6/50mあたり?
    • 6dB/oct(補正なし)のネットワークも作ってみる。
      • あるいは余剰アンプを併用してバイアンプのテストをする、とか。

*1:たとえばSennheiserとか、ULTRASONEとか……ほかにも色々なところで「世間様との差」を感じています。