飛鳥×繭×ATOK2005、無事に運用できるようになりました!
(言及:飛鳥)
延々とjisx6004さんにご迷惑をおかけしつつ、ようやく飛鳥×繭×ATOK2005の組み合わせで真っ当に運用できるようになりました。
ひとまず、躓いたところを一通り記録しておきたいと思います。
- 変なキーボードドライバが入っていると動きません。
動作がおかしいな…と感じたら、キーボードドライバを一旦削除してから再起動し、キーボードドライバが再認識されるのをおとなしく待つといいかもしれません。
ウチのノートでは、かつて親指ひゅんQが動かなくなったり、最近繭の調子が悪かったり…などしていたのですが、これが原因だったのかもしれません。
キーボードドライバの削除方法は、スタート→コントロールパネル→パフォーマンスとメンテナンス→システム→ハードウエア→デバイスマネージャ→キーボードと辿って云々という行程を辿るアレです。
しかし、この方法を採るととんでもないキーボードドライバが導入されるおそれがあるので、注意が必要かもしれません。
ちなみにウチのノートには元々「日本語PS2キーボード(106/109キー Ctrl+英数)」ドライバがあてられていたのですが、これをやってからは「101/102英語キーボードまたはMicrosoft Natural PS/2キーボード」にすり替わってしまいました…ホントに良いのかこれで…いや、確かに動いているけどさ…。
- ATOK側の「ひらがな」「変換」キーに対する機能割り当てについて。
繭は「キー入力を入れ替えるソフト」です…で、飛鳥×繭では、IME側で設定を行うことによって、「ひらがな(かなモードへの移行に使用)」・「変換(英字モードへの移行にに使用)」キーを使って、かな・英字モードを勝手に切り替えつつ文字入力を代行する仕様となっています(いや、普通は気づくはずなのですが、俺はその挙動に気づけなかったので…念のため)。
つまりは、「自分の手で押すかわりに繭が勝手にこれらのキーを押す…そうやって、繭はIMEに意志を伝える」という動作をするわけです。ここだけ覚えておけば、今回私がはまった間抜けなミスには陥らずにすむはずですし、別キーにこれらを割り当てる場合でも迷うことはなくなるはずです。
やるべき事は次の通り(飛鳥@月は空き地でいっぱいさんより、孫引用)。
・・・Atokの場合
・ctrl+F12等でプロパティを開き、「キー・ローマ字・色」タブを選択。
・右側の「キーカスタマイズ」を選ぶ。
・かなモードにしたいキーに「入力文字種全角ひらがな(あ)」を割り当てる。
・英数モードにしたいキーに「入力文字種半角無変換(A)」または「入力文字種全角無変換(A)」を割り当てる。
この「かなモードキー」と「英字モードキー」は、「文字非入力時には、ユーザー操作をIMEに伝えるために必要」で、「文字入力時や変換時には、繭の操作をIMEに伝えるために必要」なので、可能な限り常に機能を割り当てる必要があります。
ところがATOK2005では、「記号入力」モードで文字入力種を打ち決めすることが出来ないらしく、これを含めて一括指定をしようとしても、リスト中に「文字入力種〜」は出てきません。そのため一つずつ設定する必要があり…って説明では大変なので、ひとまず操作手順を書き出しておきます。
・ctrl+F12等でプロパティを開き、「キー・ローマ字・色」タブを選択。
・右側の「キーカスタマイズ」を選ぶ。
・Altキーを押しながらKキーを押して、キー基準での設定画面にする。
(機能基準での設定画面を使用とすると面倒なので)
・かなモードにしたいキー(例えば「キー」欄に表示されている「ひらがな」)をダブルクリックする。
・Altキーを押しながらSキーを押して、「□記号入力」のみチェックを外す。
(この操作をしないと「文字入力種〜」が出てこない)
・「機能一覧」欄の中ほどにある「入力文字種全角ひらがな(あ)」を選択。
(これで「記号入力」以外の全状態に「入力文字種全角ひらがな(あ)」が割り当てられる)
・OKを押す。
・英字モードにしたいキー(例えば「キー」欄に表示されている「変換」)をダブルクリックする。
・Altキーを押しながらSキーを押して、「□記号入力」のみチェックを外す。
(この操作をしないと「文字入力種〜」が出てこない)
・「機能一覧」欄の中ほどにある「入力文字種半角無変換(A)」を選択。
(これで「記号入力」以外の全状態に「入力文字種半角無変換(A)」が割り当てられる)
・OKを押す。
という感じになるでしょうか。
以上、再度環境を構築するために必要となりそうなことをメモしてみました。