つぎは「シフトを遡って適用」絡みの問題。
D↓・無変換↓・F↓の順で押して行くと、無変換を離していないはずなのに、なぜか「あて」になってしまう、ということだそうで。
…改めて言われてみれば、無意識のうちに「無変換↓・D↓・F↓」と脳内補正していたみたいですな…「なんか変だけど、とりあえず無変換を先に押せばいいか」という感じで、漠然と受け入れてしまっていました。
正直言って「慣れというものは本当に怖い」と思いました…この指摘がなければ「こんなモンでしょ。これも飛鳥の特性で…」等と、とんでもない勘違いを生みかねませんから。
手元のキーボードがおかしいのかと思い、ひとまず「窓使いの憂鬱」を使って「D↓・無変換↓・F↓・F↑・無変換↑・D↑」のキーコード順を調べてみました(キーを離す順序については、この問題とは直接関係ない様ですので無視してください)。↓
0x20 D-D
0x7b D-無変換
0x21 D-M1-F
0x7b U-無変換
0x21 U-F
0x20 U-D
うーん、キーコードは普通に出力されていますね。
ついでに、同時打鍵判定時間を400msに伸ばしてみたり、Fと左シフトを右手で打鍵してみたりと色々やってみましたが、ひとまず「一度さかのぼってシフトを適用すると、後続キーにはシフトが効かない」とみて間違いない気もします…
ただ、以前のインストールオプション問題(あのときは、あからさまに作者様に迷惑をかけてしまった気がするのです)とかもあるので…
うーん、でもなあ…俺が検証するなんてできそうにもないですし…。
2005/02/19追記
姫踊子草上の設定では「変換・無変換キーの代わりに左右Shiftキー(小指の方。左右別々にキーコードが割り当てられています)へ親指シフトキーを割り当ててると共に、別途キー割り当てソフトの猫まねきを用いて左右シフトキーコードを変換・無変換に割り当てると、理想通りの動作(遡っての親指シフトと、シフトの連続状態を両立できる)となるそうです。ついでにこれでSandSの真似が出来る訳で…まずはこれでしのげそうです。
取り組んで下さる方が多くなるに従い、個人個人が持っている知識をみんなで出し合って共用できる様になる…「誰か一人が気づけば、それで皆がそろって恩恵を受けられる」というわけでして、もっとこういった「ポジティブ・フィードバック」が有効に働く様にしていきたいですね。