親指ひゅんQの親指シフト動作は「最も時間軸的に近い文字キー一つのみをシフトする」って事か。

 ええと…かみ砕きすぎてかなり怪しい解釈になっていますが、だいたいこんな感じかと。

 で、ドキュメント通りの説明を引いてくると…こんな感でしょうか。
 親指シフト→文字キー1→文字キー2と押して3キーが同時に打鍵されている状態になった場合は、文字キー1のみがシフトされる。
 文字キー1→親指シフト→文字キー2と押して3キーが同時に打鍵されている状態になった場合は、親指シフトキーとの打鍵時間差が小さい方の文字キーのみがシフトされる。
 つまりは「文字キー1→→→親指シフト→文字キー2」であれば文字キー2がシフトされ、「文字キー1→親指シフト→→→文字キー2」であれば文字キー1がシフトされる、というわけですな。


 これで、打鍵速度が速い人でも遅い人でも関係なしに、相対的なキー間隔のみを計ればよいことになるので、面倒な打鍵時間調整を考えることなく「狙った文字キー1つのみを確実にシフトできる」という構造になっている様です。


 なるほど、これを実現するとなると、自動的に飛鳥の「連続シフト」は無効になりますな…何しろ、「シフトキーの打鍵回数と、シフトすべき文字キーの打鍵回数は常に一致する」ってゆーNICOLAの特性を「最も理想的な形で」実装したわけですから。