ネットの普及で「評価」が変わる時が来るかもしれない。

 形あるものに欠陥があるというのは、ある意味必然なのかもしれない。
 でも、その欠陥に対して「真摯に、迅速に解決しようとする努力を惜しまない」人たちの姿勢というものは、いつしか絶対に支持され、その努力は報われるのです。
 少なくとも私は、そう信じいますから。
 インターネット以前からあるものは別としても、インターネット以後に出来たものについては(かつて通用した)「嘘とごまかし」なんて通用しない(どうせ誰かがばらすでしょ?)からね。

 例えば、昔俺が書いたazik打鍵メモの「ローマ字入力によるタッチタイプの為の簡易メモ」って、書いた当時はgoogle検索で「azik」と打ったときには10位以内に表示されていたんですよね。個人的にはこういう状態って嬉しくないんですよ…どうにも孤立している気がして。
 でも今は34位まで落ちてます(普通の人は検索エンジンのページを3回めくる程度だから、たどり着く人は少ないはず)。それだけ公式ページ以外での言及が多くなっているって事で、個人的には「おぉ、良いコメントが大量に出てるな。良かった良かった…」と安堵しているところです。

 そして今、私は飛鳥配列にはまっています。今google検索で「飛鳥配列」って打つと「NICOLAから飛鳥配列への移行記録。(ニコラから〜)」が5位で、「えもじならべあそび」は10位…って、まだまだダメじゃん。
 「俺はもっと、楽に打鍵できる様になりたい!」とゆー人による、更なるチャレンジを望むところ。


 ここで、ニコラよりも飛鳥が「明らかに」有利な点を一つ。
 「ローマ字入力からの移行」ではなく、「ローマ字入力との併用」をしたい人にとっては、(終始ばたばたと1文字ずつ区切って打鍵しなければならないニコラよりも)ローマ字入力に近い連綿打鍵が可能な飛鳥配列の方が、無理な運指が少なく自然に打鍵できます(配列を作っている人が自ら「不器用」だと公言する位ですから、不器用な人でも問題なく打鍵できますよ…って、私もその一人か)。
 慣れた場合の総打鍵時間は変わらない(少し改善できるかも)し、頭の中に浮かぶ運指動線(ベクトルイメージ)は明らかに短距離ですから(ニコラよりも短い!)、それこそ「自宅では飛鳥、外出先ではQwerty配列ローマ字入力」ってゆー選択肢はありだと思います。