エミュレーション環境における親指シフトキーの割り当て方は、人それぞれ。

 私は絶対に「×無変換→○親指左(専用、左親指で打鍵)」「□空白=□変換(共用、右親指で打鍵)」「×変換→○親指右(専用、右親指で打鍵)」となっていないとダメなヤツなので、Qwerty配列でのbキー直下でスペースキー×変換キーが分かれているタイプのキーボードでは、全くまともに打鍵できません。
 こういう人ってそんなに居ないのかな…メーカー製デスクトップ機に付いている普通のキーボードならば、意外と「無変換と変換」のキーが良い感じの位置&大きさに配置されているから、このルールで打鍵する方が便利なんだけど…
 (キーに「変換」「無変換」って書いてある限りは、キー表示通りに使う人が多そうな気もしますが…)
 #2004/10/07:そういうときにこそPFUの「PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 日本語配列 USBキーボード ブラック PD-KB210B/U」の「かな無刻印モデル」あたりがおすすめなのかも。

「何をしたか」ではなく「なぜ出来なかったか」が重要。

 かえで配列の場合は…そもそもKISS配列を下敷きにして作り直した事が一番の問題だったのかも。
 一度閃いてしまうと、それがどれだけ救いようのないくだらなさであったとしても、ずーっと頭の中に焼き付いて離れなくなってしまうヤツなのです>私。
 結局、KISS配列の縛りに囚われたままで、様々な配列の中から「この感触は利用しよう」「この配置は利用しよう」…なんてやっていったので、結果としてとんでもなくいい加減な文字配置になってしまった訳で…もう取り返しがつきません。
 かえで配列が「本来の狙い」以上に使いづらい理由は、この辺の打算が原因なのかもしれず。

Qwerty配列による代用表記例。

 [ p k; kf w l ke r _ w d: (「かえで配列」は、) x df k/ kv kl . n s _ v l s (「姫踊子草」という) ; : kj e s kl , / l ke p k; n q v dp ku o ke kw d: (キー入力入れ替えソフトが無ければ、) l dt . . kj n ds du l m d, . v m di (今ここに存在する事すら) kf ; ku p c t kf kp kc s (出来なかったであろう) ; : w l ke r kf m d@ (キー配列です。)
 …「姫踊子草かな配列」も試してみましたが、ルールを「理解」することと、実際に「打てる」事との間には、かなりの隔たりがあるように感じました…単純に多面シフトが掛かっているだけのはずなのですが、「親指シフトだけ」とか「中指逐次シフトだけ」触ってきた人にとってはちょっと取っつきにくいかもしれません。…きちんと打てればかなり低速な打鍵でも快適に入力できるはず(1操作で1〜2文字出せる)なので、いつか本気でチャレンジしてみたいと思っています…って、その前に飛鳥配列できちんとタッチタイプできるようにせねば(こっちはもうそろそろ大丈夫かも)。

結局私は狭い範囲内でのキー配列オタクなのかもしれず。

 …の割に、花と月については即挫折したりしているのですが。
 ああ、NICOLAも数ヶ月で挫折したし、TRON配列は全くタッチすらしてないし…ダメダメですな>私。