非常灯

(過去:今週のお題【東北地方太平洋沖地震】 - 雑記/えもじならべあそび)


 非常時用グッズに求められる機能は、次の2つ。
・非常時に、まさに役に立つ。
・普段からメンテナンスが必要で、かつ非常時ではない日常時でも便利に使えて意識もされる。
 ……たとえば安売りペットボトル飲料は、普段から缶飲料購入コストを抑えられるし、非常時には給水車が来るまでの間「安心して飲める貴重な水分」として役立つ。
 こういうダブルミーニングな在庫であって、常にFIFOでの入れ替わりが発生する方法こそ、震災時に役立つ。


 ……って考えを元に、こんなのを導入してみた。

 光センサーと赤外線人感センサーのデュアルロックになっていて、しかも赤外線人感センサーの反応範囲をわざと楕円錐になるよう作っている。センサーでプルアップしてから、プルダウン後20秒間点灯し続けるという作りなので、工夫して取り付けるとわずか数灯で家中の避難経路を照らすことができたりする。
 ……で、こいつに与える役割は、次の二つ。
・停電時の、非常通路に明かりを与えること。
・日常的に夜間トイレに行くなどするときの「眩しくない誘導照明」として使えること。
 この二つの役目を、(設置位置さえきちんと煮詰めれば)きっちり満たすことができている。


 ただ、これに使う電池の「炭酸乾電池3本」が、まだダブルミーニングとして弱い気がする。
 これを使うならば、中に入れる電池もエネループなどにして、
エネループは停電時に、照明用にもラジオ用にも使える。
エネループは普段使いする照明に入っていて、不定期に充電が必要となる。
みたいな感じにして、死蔵電池が基本でないようにするってのも有効かも。


 ……今後も、こんな感じの使える系グッズに対するアンテナは揚げたままにしておこうと思う。