同時打鍵法における体感入力効率の転換点予測についての仮見当。
(未来:『速く打鍵できる配列・速く打鍵できない配列』の差は、存在するのか? - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:同時打鍵法における実質制限速度についての仮見当。 - 雑記/えもじならべあそび)
……って、一昨日のグラフに横線を3本足しただけ、なんですけど。
ちなみに、ざっくり効率は以下のようになっています。
- 1.25打鍵系配列の代表例は、(新)JISかな。
- 1.73打鍵系配列の代表例は、ローマ字入力。
青い線とクロスするところよりも右側に自分が居るなら、同時打鍵法なんか使わないほうがいいよ?ッてゆー、そーゆーグラフになっています……が、既にその速度を出している方がいらっしゃるので、このあたりは「速度チャレンジ」の結果と定性評価を元に、グラフの見直しが必要になるかもしれません。
逆に、青い線とクロスするところよりも左側に自分が居るなら、同時打鍵法を使うほうが楽かもよ?……になるかどうかは解りませんけど、実態入力速度または目標入力速度に応じて入力法を決めようとするときに、こーゆーのが「考え方の一つとして」使えるかどうかは、今結構気になっているところです。
……だいたい、こんな感じなのかなぁ、と。
これに『全ての日本語入力ユーザーさんによる、速度分布』を重ね合わせることができると面白そうなのだけれど、現状ではそれをできる方法がないので、そっち方面での話は保留かな。
このグラフが、もしも正しいと仮定すると……
このグラフに当てはめて考えると、『自身の入力速度に依存して、感じ方が変わってくる』可能性がありそうだな……という予測が立ったり。
- タイプウェル国語総合でSSクラスの人にとっては、相当に同時打鍵法の方が速いと感じる。
- タイプウェル国語総合でXFクラスの人にとっては、ある程度は同時打鍵法の方が速いと感じる。
- タイプウェル国語総合でXBクラスの人にとっては、どちらでも同じようなものだと感じる。
- タイプウェル国語総合でZIクラスの人にとっては、ある程度は逐次打鍵法の方が速いと感じる。
- タイプウェル国語総合でZEクラスの人にとっては、相当に逐次打鍵法の方が速いと感じる。
このあたりの「推移」が真なのかどうか……は、そのうち経験を通じて明らかになってくるものと思われます。
タイプウェルで相当するクラスがどこになるのか?は、配列によって若干ブレが出てくるかも……そういった小さなブレについてはとりあえず放置するとして、大枠での感じ方がこうなるのかどうかは気になっています。
『私にとっては、同時打鍵法のほうが速い』って感じてる人と、『私にとっては、逐次打鍵法のほうが速い』って感じてる人との差が、こういったところに起因している……としたら、それは明示したいところです。
そして、そこから『どういう速度を目指すかによって、選ぶべき配列のシフト構造を選択するといい』ってゆー目安みたいなものができれば、もうすこし配列案内を適切に行えるようになるのかも。