「USB接続でも、音質の良いパソコン」は作れるのか?

 ……って聞かれたら、こう答えると思う。

ラトックシステム オーディオ用USB-HUB RAL-HUB02

ラトックシステム オーディオ用USB-HUB RAL-HUB02

 ↑のFPGAを引っこ抜いて、アンタんとこのパソコンに内蔵させれば良いんだよ、と。


 USB1.1 DACが時間軸的に腐ったまま流通するのは止められないとしても、ルートハブ近くで対策してやれば、すくなくとも「PC直出しのUSB端子に接続する限りは、USB1.1 DACでも良い音」が出せるし。
 こーゆーのが↓に内蔵されていたりすると、説得力抜群!なんだけどねぇ……。

ONKYO M513A8 M5シリーズ ノートPC

ONKYO M513A8 M5シリーズ ノートPC

ONKYO E715A9B E7シリーズ 液晶一体型デスクトップPC

ONKYO E715A9B E7シリーズ 液晶一体型デスクトップPC

ONKYO HDオーディオコンピュータ HDC-2.0ABM

ONKYO HDオーディオコンピュータ HDC-2.0ABM

 肝心なのは、電源のクオリティなんかじゃないよ……そっちはUSB-DACが自力で何とかする*1べきものだし、下手に低インピーダンス化して「髭ノイズまで低インピーダンスになっちゃったwww」とかやった日には、USB-DAC側で髭を除去できなくて悲惨なことになるし。
 USB-DAC側ではどーにもならない「パケットの乱雑なキャスト」を止めさせるために、上流側が頑張るかどうか……で、半分以上は決まってしまうと思う。
 とくに、VLSCは時間軸精度に対して過敏な予感がするので、真っ先にONKYOがこの手の対策に乗り出してくれると良いなぁ……と思う。

*1:ケーブルによる出力インピーダンスの影響を減らすために「直結」にしたり、あるいは内部に昇圧回路を置いて「電源の再生成」をしたり……って、DAC側で出来る対策をやってるのも結構見かけるし。