「揺れすぎバス(USB)」問題について、可能な限り短期間で、決着をつけてしまいたい……。

 CD精度が出ていれば十分らしい……ってことはわかったので、あとは「どれだけ安価で簡単&確実に」それを実現できるか、ってところをつめておきたい。

 とりあえず、↑は入手しないことに。どうせ↓と同じ精度しか出ない(し、それで必要十分である)のに、わざわざ「同じ構造」のものを買ってテストするなんて馬鹿馬鹿しい。
ラトックシステム USB ヘッドホンアンプ RAL-2496HA1

ラトックシステム USB ヘッドホンアンプ RAL-2496HA1


 ……で、【揺れすぎバス(USB)問題解消の提案について - かんがえなしですオーディオ@Wiki - アットウィキ】を書いていてピンと来たことがあるので、それを試すために↓を発注。
 空いてた先行販売枠に発注を突っ込んだので、10月下旬には評価できるはず……ちょっとでも変なのだったら堂々と文句を書いてやるッ!ッて感じ。

ラトックシステム オーディオ用USB-HUB RAL-HUB02

ラトックシステム オーディオ用USB-HUB RAL-HUB02

 USB-DACの外側でパケットコレクションをするタイプなので、後続機器に乗っている、石や内蔵クロックによっては、さっぱり効かない場合がありえる……から、LANDAC/LANDDCやUSB(ASYNC)DAC/USB(ASYNC)DDCとは違って「広範囲の適応性」は期待できないけど、「何の石に効いて、何の石に効かないのか」はハッキリさせてみたい気がする。
 メーカー側ではこのHUBについて、照準を「アプリケーションノートの推奨回路図どおりに組み立てた、PCM270xによるUSB-DAC」に合わせて設計してると思うので、PCM270xを「アプリケーションノートの参考回路図どおり」に使ってるやつは、みんなうまく補正してくれるはず……だけれど、他の事例に効くかどうかは解らないし。


 「揺れすぎバス(USB)」問題については、とにかく「どんなに高くても2万円、可能であれば1万円以内で、誰でもどんな環境でも、確実に問題を回避できる」状態に持って行きたい。
 しかも、USB-DACのような汎用性や可搬性を、なるべく削がずに済めば◎……と。
 もしもパケットコレクターの効用が十分にあって、「4まんえんのUSB-DAC単体を買うより、4万円握り締めて【(周波数ドメインの色を決定する)好みのUSBDAC+(時間軸ドメインの精度を確保する)パケットコレクター付きHUB】を買うほうが、弱点のない範囲で安価に音楽を楽しめる」なら、それは結構面白いんじゃないかと思う。


 あとは、「パケットコレクターHUB」でも「ASYNC受信の光(TOSLINK)出力コンバーター」でもいいから、どっちかが単体価格で1万円を切ってくれると良いのだけれど……。
 ってゆーか、仮に↓がセルフパワードでも動くのなら、同額も奢ったようなACアダプタなんて必要ないから、コイツのHUB単体を9800円で売れよ!って言うことになるかも……。

ラトックシステム オーディオ用USB-HUB RAL-HUB02

ラトックシステム オーディオ用USB-HUB RAL-HUB02

 そして将来的には、RATOCプロデュースの「TAS1020B搭載USB受信モジュール」みたいなものが、USB-DACの標準前段回路として採用される時代が来ることを、個人的には期待したいところで。
 RATOCには「音質」を期待しちゃいけないけど、なんとなく「時間軸の話」は期待しても良い気がしてきた……ので、その感触がぶち壊されないかどうかを、「パケットコレクターHUB」経由で確認してみたいと思う。