(memo)「同時打鍵」×「ロールオーバー」は、ありえないカップリング、なのかなぁ……。
……って、「ロールオーバーさせずに、正しく1打鍵ごとにキーアップする」ことができていない、私がこんなことを言うこと自体が変な話、ということか。
この手の話を出すと、「ロールオーバーさせずに打てて当然だろ?それぐらい訓練しろよ」とか言われそう……なのだけれど、結局さっぱりできてないし、わざわざ矯正する気も起きない状態が続いていたり。
行き着く先には、「ロールオーバーさせても、誤打鍵とは判定されないように、配列を設計する」しかなくて、それで「同時打鍵」×「ロールオーバー」は両立できる……ってゆー、当たり前の結果しか出てこない気もする。
同手内文字キー同士の同時打鍵について定義を行わなければ、最低限度の要件は達成できるような。
「同手内文字キー同士の同時打鍵を除く、両手文字キー同士の同時打鍵(225パターン程度以上)」と「単独打鍵(30パターン程度以上)」のみの組み合わせでも、それなりに広い定義空間はあるから、単層同時打鍵系でも複層同時打鍵系でも、色々な配列検討の余地はあると思う。
……ただ、なるべくシンプルシステムに行くなら「複層逐次打鍵系」か「1〜2親指シフト同時打鍵系」のほうが、同じ制約の元では設計後の微調節をやりやすそうな気がするけれども。
同時打鍵系配列において、ロールオーバーを有効活用しよう……とするなら、少なくとも「(半)濁点別打ちではない配列」にするほうが、メリットを引き出しやすい気がする。
その中で、なるべく少ないシフト面のほうが、1面あたりのロールオーバー活用パターン(バリエーション、と言うべきなのかも)を幅広く取れると思う。
そう考えると、パターンとして使いやすそうなのは
の、2種類が土台として向いているのかも。
90かな位(折りたたまなければ、12キー幅×8段)ある鍵盤の折りたたみ方は、設計する人の考え方次第で「2つ折り(4段化)」にしても「3つ折り(3段化)」にしても、どちらでも支障はないはず。
「同時打鍵」×「ロールオーバー」の配列定義は、「やまぶき」「DvorakJ」「繭姫/姫踊子草」など色々なソフトでできる……から、「とりあえず作ってみて、後は評価打鍵しつつ弄る」という作り方も可能かな、と。