「人が死ななかったから良い」って問題じゃ、ないと思う……。


 「ATS-SW保安区間でATS-SWが死んでいたので、ATS-Pの防護を無視して冒進できましたw」って話。
 ……保安システムの設計として、これは「ありえない」だろ。


 もう、複数の保安システムが入ってるようなところは、さっさとATACSだけのシンプルシステムに移行するべきなんじゃないかと思う。
 人間がバカをやるのは防げないから、それをうまくフォローしよう……ってのが鉄道信号システムなのに、これじゃだめじゃん。


 ……でも、不謹慎かもしれないけど、事故に至らなくてホッとした……。
 定刻運転は「国内鉄道の誇り」だと思う……けど、それは安全が担保されてなきゃ、意味がないと思う。
 「自動で動きます、でも自働で止まってはくれません」って状態は、放置するべきではないと思う……そして、こーゆーのは「意識」じゃなく「システム」として解決しなきゃ、いけないとおもう。