(メモ)シャープの「QUADTRON(クアトロン)」は、「キレイ革命」ではなく「エコ革命」をウリにするCMへと、徐々にシフトするほうがいいと思う。
5色型なら「エコ革命」にはならんから「キレイ革命」しかやりようがないけど、4色型なら「キレイ革命」より「エコ革命」のほうが、買換え需要を掘り起こすためにもいいと思う。
……そのために必要なのは、以下のことを伝えることじゃないか。
- 白色LEDの採用により使えるようになった「黄色」のスペクトルを有効活用すると、バックライト全体の輝度を落としても、十分に「赤←→緑」を表現できること。
- 「赤」と「緑」をそれぞれ強発光させなくても、「黄色」をそれなりに出せば、目には「赤+緑」と同じ色として映ること。
- 「黄色を使う」というアイディアを実現したことで、10〜20%の消費電力低下を達成できたこと。また、カラーパターンの選択肢が色々あるので、引き続きより省電力化を狙える余地が残っていること。
もっとも、40インチクラス液晶の省エネ性能ではPanasonicに完敗してる状況(42インチ機が95kWh/年を達成していて、3ヶ月の発売遅延がなかったら、クアトロンの省電力性は出鼻からくじかれていた!)だから、現時点で省電力性をアピールできないのはわかるけど……この点、早いところPanasonicに追いついてほしいと思う。
26インチクラスのブラウン管よりも省電力な40インチ液晶機を作れるようになったら、2つを並べたCMを作ってほしいなぁ。