(memo)BTRON環境における、「かえで****あすか」の状態について。

(過去:(memo)「かなシフト」と「英字シフト」が違う位置にあるのって、実は「ダメなインターフェース」なんじゃないかと思った。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:(memo)NICOLA(親指シフト)は、なぜ親指を「伸ばす」方向に向かったのだろうか……。 - 雑記/えもじならべあそび)


 「JISキーボード用の」配列なので、↓な感じに定義してます(クリックすると、全体が見えると思います)。
 ※英字もカナも分け隔てなく「シフト」キーでシフトさせている点に注意。

 NICOLAとJIS X6004が「英字入力との互換用に、小指Shiftキーは残す。*1」ってゆー方針を採ったのとは、まるで別の考え方です。
 utronkbとかを見てもらうと解ると思う……けど、実際のB-TRON用キーボード実際のBTRON用キーボードは「シフトキーのつけ方については」これに似た感じ*2です。


 この配置だと、左小指外方に無変換キーが来るので、「カタカナ変換」とかはやりにくくならずに済みます。
 変換キーは遠すぎてアレ……なのですが、このあたりは「スペースキーで変換してくれよ」という感じで。
 和英モード切替について、ロマかなとか飛鳥とかでよくやる?「Shiftキー+文字キーで英字モードIn、Shiftキー単打で英字モードOut」ってゆーのは使えない……のですが、これはもともとわかりにくい仕様なので、「英字キーで英字モードIn、かなキーで英字モードOut」だけでも良いんじゃないかという気がし始めていたり(使えるうちは使うけど、それが原因で「Shift」キーの使い方が狂うというのは、ちょっと違う気がする)。


 もうちょっと超漢字Vの使用機会を増やすか、「超漢字V向け【かえで****あすか】定義を、Windows環境向けに再定義する」ための定義を、繭姫用に書くかして、とりあえずテスト機会自体を増やしてみたいと思う。
 清濁同置*3ってゆーのがあるんだから、親指シフト系でも「和英シフト同置」が有っていいはずだよな、と。
 すでに「新JIS配列」とか「TRONかな配列」とかではやってる話だけど、「もともとそういう設計ではなかった」他のにもそのまま応用できたら面白そうな気はする。

*1:飛鳥について、Rayさんが「左ALTでEnter、カタカナひらがなキーでBackspaceを。簡単な英字入力は小指Shiftキー併用で」ってゆー提案をしてたのも、結局は「小指シフトと、親指シフトで、シフトキーが別々にあることを利用してる」わけで。

*2:2009年11月4日0:23:39追記……μBTRONキーボードはここに書いた通りでいい……のだけれど、μが付かないほうの「BTRONキーボード」は、親指位置が「NICOLAキーボードで言うところの、変換&無変換キー位置」に近いところにあります。

*3:清音と濁音を、おなじキーに配置すること。かえで****あすかでは「け」と「げ」を同じ【:】に配字していて、こういうところは清濁同置になってる……けど、ほとんどはそうなっていなかったり。