(memo)「かなシフト」と「英字シフト」が違う位置にあるのって、実は「ダメなインターフェース」なんじゃないかと思った。
(過去:(memo)NICOLA(親指シフト)は、なぜ親指を「伸ばす」方向に向かったのだろうか……。 - 雑記/えもじならべあそび)
これは、たぶん「わりと多くの、かな入力法」に当てはまりそうな気がする。
ロマかな&MS-IMEでやってると「小指シフトは英字シフト用に、親指位置シフトをかなシフトに使うと便利だよね……」とか考えがちなのだけれど、これって実は「シフトの機能を解りにくくする原因になってる」んじゃないか、と思ってみたり。
はじめから「英字は英字キーを押した後だけ」と「かなはかなキーを押した後だけ」ってゆーふうに、ワープロ時代からある「アタリマエのルール」をそのまま使うことにして、シフトキーは一つか二つに限る……とか、そういう風にするべき*1なのかも。
#かえであすか系だと、「超漢字V(B-TRON)」「超漢字V(BTRON)」用の定義だけは、このルール*2で運用していたりします。
ちなみに、「かなシフト」と「英字シフト」を【もとから同じ位置に定義している】入力法って、どれくらいあるのだろう……。パッと思いつく範囲だと、
- JISかな配列(小指位置)
- 新JISかな配列(小指位置またはセンターシフト)
- TRONかな配列(親指位置)
- 50音配列系全般(小指位置)
……って、これくらいだろうか。
「慣れたから、これで良いじゃん。」って思っていた……のだけれど、実際にはこういうところにもスポットライトをあててあげなきゃいけない、のかも。
#ときどき超漢字Vをつかってると、どうにもこう思えて仕方がないんですよね……。
*1:ただし「効率優先・解りやすさはそがれてもいい」ってゆーなら、全然話は別だけれど。ここで気にしているのは「シフト機能を持つキーが、そんなにたくさんあっていいのか?」ってゆー話なので。
*2:左手側は「左小指シフト」と「無変換」キーを交換して、右手側は「変換」と「右小指シフト」キーを交換して……という風にして、「もとは無変換・変換があった場所」を和英共用のシフトキーに設定しています。こうすると、「変換はスペースキー」でやらざるを得ないかわりに、無変換キーは「小指下段外方」でさくっと操作できて、実は意外と違和感がなかったり。「かな送りは右小指Enter、カナ送りは左手小指下段外方、変換はスペース」となるので、「他の機械とは差が出てしまうので」その意味でのややこしさが出てしまう……という問題はありますけど(海外規格との互換性がなくなるから、これをやると「JIS化出来ない」ってゆー問題は出るんですけどね……これも、ここでの話が「シフトキーの数の問題」なので、とりあえず放置してます。)。