そういえば、今年の夏休みは「新しい配列を作りたくて仕方がない病」にかからずに済んだ……と。

 たしか、「かえで****あすか」が一昨年あたりで、「飛鳥カナ配列」への乗換えをしたのは4年前だったかしら。
 2年周期でくるんだろうなぁ……とか思っていたのだけれど、正直そういう余裕がある状態じゃなかった*1ためか、今年は配列を変えずに年末まで行きそうな予感が。


 というか、こう「これは覚えて使ってみたい!」と心惹かれるような、そういう感情がいまは抜け落ちていて、どうにも乗り換え欲が芽生えないんですよね……。
 かえであすかは、すくなくとも「わたしにとってBestではない」はず*2なのだけれど、「私にとってMore betterだと思えるもの」の姿が見えてこないので、今のところはどうにも行動できずにいたりもするわけで。


 うーん……乗り換えをかねて新配列を作成するなら、今年の後半が勝負かな、とか考えていたりするのだけれど、今はまだネタがない*3から、しばらくは動けそうにないかも。
 すくなくとも、積み残したままになっているような気がする【ヴ】【ぁ】【ぃ】【ぅ】【ぇ】【ぉ】【ぱ】あたりについては、何とかしたいなぁ……って、「それを弄る=そもそもコンセプトをリビルドするしかない」のだけれど。


 #あと、今度こそは「市販の大手メーカー製パソコンについてる、ごくごく普通のキーボード」を、はじめからターゲットにしたいと思う。かえであすかのときみたいに「使ってみたら、まぁ普通に使えた……よかったよかった。」ってのは、個人的に「何か納得がいかない」ので。

*1:いまはちょうど、右手の薬指と小指が「テンキーとローマ字入力」のおかげで、微妙にしびれて嫌な感じなんですよね……もーほんとに何とかしなきゃだめかもorz。

*2:かえであすかよりも「もっと覚えやすく、もっと忘れにくく、もっと物理配列の振れに寛容で、もっと総運指距離が短く、もっと使いやすく、もっと指に優しい入力法」って、まだ設計可能なはずだと思うんですよね。どこかにそのヒントがきっと転がっているはず……なのだけれど、今はまだ、それを見つけることができていないという状態なんだろうな、と。

*3:一応、今度作るなら「タイムシフト(文字キーを数十ミリ遅延させて、後は普通の小指シフトと同じロジックで動く方法)」で動かすことを大前提にして、ついでに普通の小指シフト方式でもいけるようにした、「同時打鍵ロジックに縛られることなく使える、親指キーシフト方式カナ配列」ってのを作ってみたい気がする。「かえで****あすか」はこの点を徹底できていなかったから、こんどこそは「パソコンを使っているすべての人が、すでに持っているメンタルモデルをそのまま活用できる」方向から、鍵盤配列設計を行ってみたいと思う……ってゆーか、もう4年以上も使っているのに「同時打鍵ロジックって、なんかヤだ」とか言うのもどうかとは思うのだけれど、私は結局「いかにも同時打鍵ロジックに助けられてるぜ!」的な挙動が許せていないのだと思う。