だから配列作りは難しい。

 飛鳥の21c383版。
 例のごとく「長いの」はまだ読んでない。

5.ヅをH裏に移動 H裏を追い出されたヌはU裏に移動 


X逆をブに追い出されたヅ(0.05%)は、今までお得意さん連接であるツヅを,
Xの右シフトの連続として打ち易くしていたのですが、十倍以上の出現率のブ
に追い出されてH裏に移動です。
H裏を追い出される0.03%のヌとは誤差の範囲の差でしかないので、今回の
変更はyfiさんにも
納得してもらえると思います。


ヌがUの「裏」なのは、親指シフトのアンカー効果で他の指が大きく上段に移動する
ことを防ぎ、U表にカナと高速で連接しない記号の・を置くためです。


(from http://ameblo.jp/asuka-layout/entry-10279780975.html )

 「づ」が右Hに来ることについての解説がないのは何故だろう……。


 ざっくりと部分評価打鍵をしてみた感じだと、

  • 「つ」がホームポジションで打てる場合、「づ」の右Hは確実にずぼら打ちされて、右手人差し指を瞬時にいためる原因になる*1
    • 「つ」がずぼら打ちで打てる位置(右手中指上段、もしくは右手他指下段)のばあいも、同じく「づ」の右Hは確実にずぼら打ちされて、右手人差し指を瞬時にいためる原因になる。
  • 「つ」がずぼら打ちできない「右手中指下段、もしくは右手多指上段」にあると、ホームボジションから束縛されてない分だけ「ミスタッチが増える&運指距離も増える&指は痛まない」ようになる*2

 ……と、たぶんこんな感じ。
 今の飛鳥は「つ」を右,で打つ仕掛けになってるから、指は痛まないと思う。
 こういうところの処理は、やっぱり巧いよね……。


 唯一心配なのは、左Hに「ず」が入ってることかなぁ……今の日本語では「ず」と「づ」の「音」を区別してないはずだから、右Hの「づ」との間でスリップが起きやしないか、というところだけが妙に心配だったり。

*1:かえであすかのやり方に「右H=づ」を突っ込むと、わりと早めにキてしまうんですよね……。

*2:こういうところが「局所最適」らしさ、だと思う。「速さ」と「楽さ」は、時に両立し時に相反する性質がある……ので、「全体から先に見て」十把一絡げにすると、見落としちゃう&修正できないという不都合が。