(TitleOnly)やっぱり俺には「B下割れキーボード」が向かないらしい……。


 昔々使っていた↑のストックを切らして、↓に変更していた……のだけれど。

 ……やっぱ、なんか変。
 手のひらごと押し下げて打鍵する……というスタイルに慣れきっている身からすると、こういうキーボードを使って「親指を単独押下できる=手のひらのみの押下では、親指を押し下げ切れないときがある」打鍵スタイルって、どうにも気に食わないんですよね……。




 結局、こういう風に親指キーとかを操作しているのが、一番自分にとっては「楽でやりやすい」んだなぁ……と。
 それにしても、なぜに「DK下シフトキー操作」が変態扱い?されるのかなぁ。こっちのほうが低労力ですむはずだと思うのだけれど。


 んー……各手について、4指使用頻度を重ね合わせて得られる【文字段ホームポジションキーの重心】と、あとは【手首の付け根】とを結ぶ【線分の上】に親指がくるときに、【手首に対するひねり方向の余分な力】がキャンセルされて、手に対する負担が最も軽くなる……のかなぁ。
 この推測が正しいかどうかはわからない……のだけれど、機会があれば計算してみたいところ。
 #もしもこれが正しければ、親指シフト系けん盤配列について設計するときには【親指シフトキーの位置&腕の開き方】を込みで設計する必要が出るし、なおかつ【人差し指よりは薬指に重心を寄せた設計をしないといけない】とか、あるいは【GHキー下の親指操作を前提にしてはいけない】とか、いろいろと「配列設計前の前提制約」が出てくるのかも?


 もともと、けん盤配列は、面上だけではなく抑揚方向についても(というか三次元的にみて)【総運指距離は短いほうが楽】なんです。
 この原則は「けん盤配列の論理構造がどうなっているのか」というところとは切り離して考えることができて(=当然、同じ配列を使っていても、打鍵方式によって総運指距離は変わるわけで)、「トヨタ式」だの「セル生産」だのといったキーワードで引っかかってくるような本で当然のように語られていることと、そのままつながるわけで。
 #これについてのポンチ絵を描いた……のだけれど、そいつは会社行きなので(以下略)。