(メモ)私が「かな系」に回帰しようとしたときに、「飛鳥カナ配列」が存在せず、かつ「○○配列」が存在していたら、たぶんそれに慣れていたんだろうなぁ……と思うものリスト。

 これも何回か書いてる気がする……けど、とりあえず。
 当時既に、JISかなに回帰するのは無理だっただろうし、NICOLAかなは4ヶ月でコケたのでこれも無理、と。
 そのほかの入力法で……というと、たぶん以下のようになるのだと思う。

  • 新JISかな(SandS)。
    • 先に論文を見ていたら、たぶん惚れていただろうと思う。
  • 月配列2-263。
    • 正直、あんなによく出来てるってことは、後から思い知らされたんですよね……ちょっと悔しい。
  • 月配列Ux(U8以降)。
    • 飛鳥がなくて、ポストフィックスシフトな「かえで配列・もみじ配列」のテスト直後だったら、たぶんUxを選んでいたと思う。
  • 月配列4-698。
    • 「こなとけろ むるいのれめ」なアレ。GA系をはじめから信じていたら、たぶん飛びついたと思う。実際驚いたし……。
  • 小梅配列。
    • 出現順序が逆だから無理だよなぁ……と思うものの、そうであったとすればNICOLAから乗り換えたと思う。

 だいたい想像できる範囲では、このあたり……だろうと思う。
 選別規則は

  • (普通のサイズのキーボードで使いたいので)基本は3段配列系。
    • コンパクトキーボードなら「Qweロマかな&JISかな」も選択肢に入るけど、ノーマルサイズではちょっと辛いので。
  • 作業改善・生産革新がらみの話と矛盾しない(=複雑ではない規則&手動評価打鍵済み)こと。
    • この点NICOLAは何か違うし、TRONかなは「専用キーボード前提で最適化」ってところで引っかかりそうな気がする。
  • 使ってみてピンと来るとか、そういう要素があること。
    • このあたりは、手動評価打鍵の効果が出る話。GA系にもこういう要素はにじみ出てくる。
  • 普通のJISキーボード(というか、東芝ノートキーボード)で使えること。
    • 東芝ノートでも使えれば、まずそれより「スペースバーが大きな」ノートPCというのはほとんどないので大丈夫だと思う。

かなぁ。


 もともと「かな系」に回帰した理由として「打鍵数が少ないこと」ってのは特に眼中になかった気もする……のだけれど、このあたりは正直よくわかっていなかったり。
 標準ロマかな系は「ローマ字綴りの援用を受けて」覚えることが少なく済む……のだけれど、拡張ロマかな系&拡張かな系の場合は「別途規則を覚えないといけない」ので、個人的にはさすがに無理かなぁ……と、そんな気がしています。
 #この点はしばらくチェックしていなかった……のだけれど、AZIK連想配列部分のみならず、3面配列+最小規則にまで圧縮したはずの【かえでおどり配列】を使ってもダメだったので、たぶん私にとっては「連想・拡張」とかいう類が全部ダメなのだと思う。


 んー……とはいえ、人によって「どういう配列がシンプルだと思うか」が違うという点はややこしいと思う。
 ……そもそも、かえであすかが「ややこしくない」って感じている理由もよくわからないし。
 #すくなくとも、「飛鳥カナ配列」のうち「ややこしい・忘れやすい・覚えづらい」ところを直したわけで、「飛鳥カナ配列」よりはそうであると思う、のだけれど。


 歴史にifは禁物……とはいえ、こういうことは考えているとちょっと楽しい気もする。
 #ってゆーか、私の中では既に「飛鳥カナ配列→タイムシフト方式(新JISかな論文方式)≠親指シフト方式」になっていたりするので、このあたりの感触はちょっとややこしい気もするのですが。