数字は「読む」モノではなく「感じる」モノだと思う。
……って、何かの冗談かと思われるかもしれないけど、これは(私にとっては)事実。
……というか、基本私は「数字が苦手」なんですよね……。
sum()やaverage()された後の数字を見ても、その中身がどうなっているのかを、全く想像できない*1ヤツでして。
しかたがないので、丸め処理をする前の数字を数十個とか並べて、Excelでグラフ化するというなさけないことをする必要が出ていたり。
グラフは作り方によって「人を騙すために使えてしまう」のかもしれず、そうならないように「数字というものに光を当てたときに出来る、影の陰影を忠実にグラフ化すること」が出来るように、注意しつつグラフを作るように気をつけているところで。
ここに気をつけてグラフを作ると、数学的なあれこれがさっぱり身についていなくても、全然問題なく&誰にでもはっきりと認知できるかたちで、数字が指し示している歓喜なり悲鳴なりというものを表現できるような気がする……って、それを見つけるまでが大変だし、そこに自分のバイアスが掛かっている危険性と常に戦わなきゃならないところは悩みどころなのですが。
あぁ、数字を見ただけで全部が見通せるという人が、羨ましくて仕方がないです……orz。
*1:このあたりの厄介さについては、もう散々と「けん盤配列評価関連」を視てきているので、なんとなく見当は付いていたり。評価バイアスの恐ろしさというものを、まさかけん盤配列解析から見つけ出すことになるとは思ってもみなかったのだけれど、あのときの感触というものは、のちの仕事における評価解析において、一定の役に立つはずだと予想しています。……ってゆーか、配列そのものといい、配列評価法といい、けん盤配列界隈技術って、けっこう「仕事に転用可能な技術が多い」んだなぁ……と、そこにいまさらながらに驚かされていたり。