いや、それは……何か違うと思うよorz。
全体的にはいい本……なのだけれど、ちょっと抜けてるとこが。
完全ガイド Word 2003 基本+Q&A powered by Z式マスター (ASCII PERFECT GUIDE!完全ガイドSeries)
- 作者: 牛越集,前田幸利,西尾聡志
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2008/02/06
- メディア: 大型本
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p.263のQ.067。
Shiftキーを押しながら文字キーを押して「一時的な英字入力モードに出来る」話……なのだけれど。
一時的英字モードから逃げるときに「Enter確定」以外の逃げ方が書いていない……orz。
実際には「Shiftキーの単独押下」で、未確定のまま「カナモード」に戻れます(MS-IMEの場合)。
p.263のQ.069〜070。
ローマ字入力ルールとして「小文字はLを前置」って話。
システムは違っても「ローマ字入力」である以上は、他のシステムで使われることも考えると……やっぱりJIS X 4063にしたがって「小文字はXを前置」を優先して書いて欲しかったところです。
ただし、「ローマ字入力テーブルを全部覚えるのは大変」「会話調では小書き文字を含める例も有る」というあたりをQ.069〜Q.070に書いていた、その視点は両方ともに◎。
p.264のQ.073。
カタカナ変換について、「無変換キー」を使う方法が書かれていない。
こういうのって、もったいないんだよなぁ……。
p.272のQ.090には「変換キーを使った再変換機能」が紹介されてるから、親指領域キー自体を嫌ってるわけじゃなくて、単純に使ってない……んだろうなぁ。
そのほか。
「うわ、こんなこと知らねーよ」がたくさん。
ドロップキャップ・タブリーダー・改ページ位置の自動修正などは、設定コストがかからない割には特定のシーンで使えそうな予感。
ワードアート他のような「実務で使うには高コスト過ぎて、ほとんど実用にならない」ものは覚える必要などないと思うのだけれど、逆に操作コストを減らすために役立ちそうなことは、積極的に覚えていこうかな……。