読書メモ。

http://www.avis.ne.jp/~qpress00/ISO9001_2000/ISO_melma.htm
 M式ソフトを作った中の人の本。読書途中。
 安岡先生のQwerty本に近いような気もする。「気づき」をくれるところが好き。
 原典であるISO 9001:2000とかを読み解く能力がない私にとっては、割と興味深く読める代物。
 この本の内容が正しいのかどうか、私にはわからない……ので、検証本が出ることも期待したいところ。


ライト、ついてますか―問題発見の人間学

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

 考え方に対するトレーニング本。IE関係では「50%でいい、すぐやれ」が多いのだけれど、これを覆す話。
 ただ、「反対」ではないので、組み合わせて使うべき話……というか、うまく組み合わせて使うのが理想。
 まだ1/2位しか読んでないけど、「何が」起こっているのかを同定せずに「何故」とか「どうすれば」をいきなり導き出そうとしてしまうことについての危険性を気づかせてくれる感じ。 
 これはリコーの「whaT Then whY」(何がの後になぜが来る)にも通じる話。


生産改革と評価―改革140例と着眼点 (「新IE」入門シリーズ)

生産改革と評価―改革140例と着眼点 (「新IE」入門シリーズ)

 製造現場で定型作業に携わる作業者である限りは、その作業対象が加工・組立・事務のいずれであろうと必ず読んでね!と言いたい。
 1〜2ページにつき1例という端的な構成で、いわゆる「ビフォー&アフター」の例が列挙されている。


トヨタ販売方式

トヨタ販売方式

 「あたりまえのこと」をどう組み合わせて実践していくか……という感じ、だろうか。
 これは全部読んだ翌日に貸し出した。販売だけではなくSEや、あるいは課外交渉をする社内部門でもそのまま使える話。