たぶん、「地上デジタル放送のおかげで」DVD-Audio対応機はSACD対応機に勝るシェアを確保する。

(関連:【まとめ】音の焦点を容易に調整するために必要な設備。 - 雑記/えもじならべあそび)


http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=DVD%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%80%E3%80%80DVD-Audio&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=&aq=f&oq=
 数年後。 SACDPは100万台弱のまま?
 DVD-APは地デジ対応レコーダのおかげで1000万台を越えると思う。


 ……でも、それを生かすコンテンツが出るか、ネット配信が勝つかは解らない。
 DVD-Audioは、コンテンツが少ない今のうちに「0dBu=18bitスケール」(現行ミキサーのことを考えると、余裕を見てFS=+30dBuとするのが狙い目なのかも。)*1へと基準をシフトして、「コンプレッサがほとんど掛からない、生に近いパッケージ配信を可能にするメディア」へと移行する方がいいと思う。


 正直、小音量側の余裕なんて、CDの2ビット増しで十分だよ。肝心なのは「コンプレッサの掛かっていない、録音したままの勢い」をパッケージに収容できるかどうかに掛かっているから、残りの6bitは大音量側の余裕として使うべきだと思う。
 音楽CDの特典として「CDと同じタイムテーブル構成にした、ノンコンプのDVD-Audioディスク」をつけたモノをリリースしてみるといいかも。
 ノンコンプは簡単な再生装置でもはっきり解るから、DVDレコーダ+地上デジタル対応テレビの組み合わせで再生してみるように誘導してみるとか。


 これが実現できるのなら、ぜひとも「ZARD」のCDをDVD-Audio化して発売してほしい。
 以前のテレビ放送から推測すると、おそらくはこれがもっとも「多くの人が驚くもの」になると思う。


 #……なんてことを書きながら、ウチのDVDRデッキはDVD-Audioに対応していないわけですがorz。

*1:実際には、FS=+30dBu=130dB(FLAT)であって欲しい、のだけれど……これはアンプ&スピーカ&配置までひっくるめないと、最後のは無理か。【(メモ段階)ラウドネスコンバーター。 - 雑記/えもじならべあそび】にも似たことを書いたけど、アンプの設定を【ユニティ】にした時に、録音時点と等しい実際の音量がそのまま出てくれるのが、一番原音を再現しやすいと思う。