かえでおどり配列改0定0案1.png

 姫踊子草入力法のルール&考え方を拝借しつつ、ほかはなーんにも考えずに、ただテキトーに配字しました。
 「実用になるわけがない」状態ですが、とりあえずロジックとして矛盾していなければいいか……というかたちで。
 キーの利用頻度などについては全く考慮していませんし、評価打鍵はシャドータイピングを含めてまだ行っていません。

 なんというか、思いっきり「てきとーに済ませたなぁ……」というのが透けて見えているような^^;。


 【対手同時打鍵マトリクス】の構造はちょっと汚いのですが、基本的には【親指との同時打鍵】を複写するように設計していて、マトリクスの濁音側については右手(母音&半母音)の1キー上(下段においては1キー右)を打鍵するようにしています。
 また、半濁音の同置&隣置も詰め込めなかったので、これは(かえでにこらのように)左手最上段に並べています。
 【対手同時打鍵マトリクス】の構造はこのようになっているので、基本的には【対手同時打鍵マトリクス】の配列構造そのものを記憶する必要はありません……かわりに「ルール」として記憶することによって、記憶負担量を圧縮しようとしています。
 配列面自体については当初「3段配列に抑えられればいいなぁ……」という感じでいたのですが、設計していくうちに「無理に3段に詰め込むよりも、半4段化してでも覚えにくさが出ないようにするほうがいい」という風に感じましたので、ここは思ったとおりに配字しました。


 この配列を弄る場合は、

  • 「マトリクスと清濁同置の二重束縛を受けるカナ」
  • 「マトリクスの束縛を受けるカナ」
  • 「清濁同置の束縛を受けるカナ」
  • 「マトリクスと清濁同置の束縛を受けないカナ」

の4種に文字が区分けされていることに注意しつつ、配列を弄っていく必要があります。


 一旦配列を配列定義に落とし込んでしまうと、配列変更のたびにマトリクスの書き換えで苦労するのは目に見えている……ので、まだ定義化はしていません。


 ちなみに、打ち方として「表」「親指同時打鍵」「対手中指同時打鍵」はまぁ見たとおりなのですが、「同時打鍵マトリクス」については説明が必要かも。
 これは面のなまえに「マトリクス」と付けているように、右手側キーと左手側キーの組み合わせで「合成した結果」が出力される、というものです。
 たとえば【き】というキーと【゛ゅ】というキーを同時に押すと、その時点で【ぎゅ】という文字列が挿入されます。
 ちなみに、これは【き】と【親指シフト】を押して【き】の1文字を出してから、【゛ゅ】と【親指シフト】を押して【゛ゅ】の2文字を出しても、たぶん同じ【ぎゅ】という文字列となるはずです【ぎ】を打ってから【ゅ】を打つ時のキーとほとんど同じ……という構造なので、「かえでおどり配列」では基本的に、同時マトリクス配列の面を「配列として」覚える必要はありません。
 #「う」か「ヴ」との絡みについては、右手内同手同時打鍵で行きます……ので、すさまじく打ちづらいですorz。


 ……と、こうしてとりあえず「非拡張かな系とほぼ同じ記憶コストで使えそうな」拡張かな系配列のロジック検証は、たぶん完了……と。
 あとは、これで打てそうかどうかをじっくり確認してみるつもりです。

2008年9月25日6:31:04追記。

 現状での検討点は【親指キー同時打鍵面】の内容を、まるっきり【対手同時打鍵マトリクス】の内容そのままにするかどうか……ということ。
 先に取り消し線で消したばかりなのだけれど、そのあたりの差異がややこしいので、いっそのこと同じにするべきなのかも……と。
 この場合、【ゐ】【ゑ】【!】が溢れてしまうので、【ゐ】【ゑ】は最上段に押すとして、【!】はどこにおけばいいのだろうかと悩んでいます。