(メモ)ひさびさに「ローマ字入力」をすると疲れる理由。
さっき【(TitleOnly)BTRON(超漢字)って、もともと「新JISかな入力」が普及することを前提に設計されていた……のかも。 - 雑記/えもじならべあそび】をロマかな記述していて気づいたのだけれど、非ロマかなに慣れてからロマかなをやり直したときに疲れる理由って、もしかすると
- ロマかな向けの運指最適化が抜けてしまっているから。
- ロマかな向けの選語最適化が抜けてしまっているから。
の二つにあるのかもしれない。
ロマかなの入力効率が「1.4打鍵/かなに近い」のか、あるいは「1.7打鍵/かなに近い」のか……というところは論文などによってばらついていたと記憶しているのだけれど、これって根本的に観察の視点がおかしいのかも。実際には
- ○○○○(特定の配列名を代入)を使っていると、○○○○(特定の配列名を代入)で打鍵数が少なく&打鍵パターンが単純になるようにことえりをする。
が真であって、その結果として
- ロマかな使いが打つ文章は、ロマかな入力効率が1.4打鍵/かなに近づくようにことえりをしている。
- 非ロマかな使いが打つ文章は、ロマかな入力効率が1.4打鍵/かなに近づくようにことえりをする癖がないので、ロマかな入力効率が1.7打鍵/かなを超えてしまうときが出てくる。
……と、こう解釈するほうが現実的なのかも(ってゆーか、打鍵操作は運動なのだから、意識していなくてもそうなってくるものだと思う)。
私の日記を解析すると「ロマかな換算で1.73打鍵/かな」とかになったりするのは、飛鳥系の入力法を使っているから、なのだろうか……?
この推測が正しければ、漢音を多用する文章からn-gramをとって配列設計に使用した場合、その配列で打ちやすいようにことえりした文を打っていくと、「ロマかな換算で1.4打鍵/かな」に近い値になっていく……のかもしれない。
もともと「行動とは【物の配置】に光を当てたときに出来る、影のようなもの」だから、図形文字キーの配置によって「行動」が左右されてしまうのは、さほど不思議ではないのかも。