Re:yfiさんへのコメント

(言及:yfiさんへのコメント)


 コメント欄から溢れるようなので、こちらに書くことにしました。
 まずは、まさにマグマグしか思いつきませんでした……私はまるっきり役立たずであり、申し訳ありませんでした。
 それと、URL部分についてはコメントの編集が効かないので、その部分だけを隠したコメントへと置換しました。こちらについても配慮が足りず、その点失礼いたしました。


 配列名称の件については、 http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20080909/1220952811#c1221064214 のように追記しています。この件についてはそもそも「忘れてはいないからこそ」気になったわけで。
 個人的には……ですが、該当文についてはヘッダ部に書かれていて「始めて訪問された方だけが読む」場所になりがちであることを考慮すると、ここは【カナと記号をコンパクトにまとめあげた「飛鳥カナ配列」を是非お試し下さい。】などとされるほうが、(はじめて同blogをお読みになる方に対して)飛鳥の持つ「飛鳥らしさ」を伝えやすいのかも、と感じています。これは本件問題に関する提案であり、かつ「私なりに考えた末の答え」です。
 ケータイ用の「かえで携帯配列」では、その種の特性をケータイ向けに適用したくて「カナ盤面に和文と交ぜられやすい記号類を、カナ盤面と同じ面へと収容した」のですが、実際のところ「カナと和文向け記号の調和」というのは、それを欲する人にとって「とくにピンと来るものがある」のかもしれません。


 それから、ノートとデスクトップの件……「人による」が確かに正しいと思います。
 膝キーボード(太腿キーボード?)については、個人的には実践することがほとんどありませんが、事務机など「椅子と机の相対落差がパソコン向きではない環境」が原因で起こるような身体疲労を抱えていらっしゃる方には、お勧めすることがあります。速記用の超ミニ鍵盤あたりもそうやって打たれる例があるようですし、比較的短時間でも効果を得やすい場合もあるようですし。欠点として「キーボードが体の動きに連動してしまうので、不安定になりがち」というところがあり、それを示しつつご案内させていただく……というのが現状です。


 シフトの連続を「奇手」だと表現したのは、そのときにベースとした考え方が「(親指シフト方式では最初?に発表された)NICOLAの同時打鍵ロジック」だから、です。
 翻って、JISかな系(新JISかなを含む)を基準にして飛鳥のシフト方式を語れば、物理面と実際の動きが「押している間だけシフトされる」というふうに合致しているわけで、飛鳥のやり方はJIS方式に近い(=奇手ではない)と言えそうです。
 実際、新JISでは(規格としては規定されなかったものの)打鍵順序ブレによる同時押しをフォローするための研究がなされていて、「文字キーの信号だけを数十ミリ秒遅らせればよい」という結論が提示されていました。この挙動は、手元の日記で「タイムシフト」と表現しています。
 ちなみに、タイムシフトを「2つの親指キーに対して適用」すれば、ほかの特別な同時打鍵ロジックを使わなくても飛鳥カナ配列を快適に利用できます(姫踊子草でもほぼ同等の挙動を擬似再現できるので、今はそう設定して使っています)。


 そういえば。
 http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/21110000/trackback#c1221288319 にて「高圧的に捉えないでくれ」という趣旨のコメントをいただきましたが、「高圧的に捉えないでくれ」とわざわざ書かなければならないような「高圧的と見なされかねない」記事を「素直に」読めば、結果は自動的に「高圧的に捉えることになる」ような……この点だけは、正直私には理解できないところです。