NICOLA-F型のフェイク版……というか、なぜNICOLA-F型はこうならなかったのだろうか?という疑問が。

 ……これは単なる思考実験、なので、普段よりも散文的です。


 古い親指シフトワープロ専用機を扱う中古店屋さんのWebsiteで「親指シフトワープロには、新旧2種類のキーボードタイプがあった」ことを知った。
 ……で、古いものに対して新しいものでは「足りてなかった文字キーを、無理やり機能キーの外側へと追加した」ッぽいところが。
 ただ、「文字キーの追加方法が無理やりだった」という意味での話であって、「機能キーの位置を大切にしていたからそうなった」という説明であれば、確かに通るような話だよなぁ……と。


 親指シフトのコンセプト的には、見た目にはダサいはずの「ワープロ機時代の拡張親指シフトキーボード」のほうが、実操作上は「理にかなっていた」……と考えることも出来そう。
 ではなぜ、親指シフトワープロ専用機を参考にしていたような気がするNICOLA-F型が、ああいう形になったのだろうか?と、今日はそのあたりがすごく気になっていたり。


 実際のところ、当時の富士通がいまのNICOLA-F形キーボードを設計していたら、↓のような感じになったのかなぁ……。