Macで連続シフトメモ+飛鳥カナ配列スレッドメモ。
「Macで親指シフトスレッド」経由で。
Teslaの実行形式とソースを同時頒布している【http://www13.atwiki.jp/oyayubishift-mac/pages/11.html】さんとこで、Teslaの新しい版として「連続シフトのOn/Off」機能が付加されたものの公開が開始した様子。
従来からすでに「連続シフト版Tesla」を別途用意いただくカタチにはしていただいていたものの、そこからさらに一歩進んで「インストールのしなおしなどをせず、設定を変えるスイッチを操作するだけで切り替えできる」……と。
これは個人的には「素晴らしいッ!」という一言の感想に尽きます。
私にもしもウデがあれば、SCIMAnthyで同じこと(本体から分岐してタイムシフト版シフトロジックを作成→スイッチ切り替えできるようにして本体へと統合)をしたかった……のですが、正直、私のチカラじゃどーにもならないようですorz。
……それと、飛鳥カナ配列スレッド。
ええと……動画から見て取れる「運指練習がおろそかになっている」というところは、特に他の理由があるわけではなくて、単純に「私は運指練習を地道にできるような、几帳面な性格ではないから」に他ならないですね……その部分については、まさにご指摘のとおりです。
入力速度が速くなるか否か、というところには、
- 目標──その人がどれだけの速度を望んでいるか。
- 意識──その人が運指練習に対してどれだけきちんと労力を割くだけの意思を持っているか。
- 方法──その人が運指練習に対してどれだけきちんとまっとうなメソッドを用意して挑んでいるか。
というところが絡んでいると思うのですが、そもそも私の場合は入力法に対する希望として
- 安全──他のどの条件よりも優先して、長時間使っていても腕や手指などを痛めたりしないこと*1。
- 品質──安全性が阻害されない範囲において、可能な限り後打鍵にいたりやすい要素(打鍵数の多さ・運指パターンの多さ・運指量の多さ・配列の複雑さ)は少ないほうがいい。
- 保全──品質が阻害されない範囲において、入力法を使用するためのエミュレーション環境を維持しやすいこと。
- 改善──保全性が阻害されない範囲において、入力法を「My配列・Myシフトロジック」へと変更しやすいこと。
- 速度──改善性が阻害されない範囲において、入力法を使った入力速度の向上がしやすいこと。
というぐらいの順位付けを行っている*2ので、速度に対する直接的な欲求というのはかなり低いのかもしれません。
私にとっては「思いついたことを忘れない程度の速ささえ確保できれば、それ以上の速度は望んでいない」うえに、むしろ「思いついたことを書き始めてから、すべてを書き終わるまでの間に、わずかでも腕や手指に痛みを感じるようなことがあれば、心配になって入力作業を中座してしまい、記録が途切れてしまう」ことの方がよほど心配なので、私にとってはもともと「入力速度の向上を最優先の目標とする」のは難しいのかもしれません。
世の中には「入力速度よりも優先しなきゃいけないことがある、という人」がたくさんいるはず(そうでなければ「新JISかな」が流行る機会も無く廃止されてしまったようなことは起こりえない)なので、このあたりは結局「配列」ではなく「人」に依存するはずだと思います。
*1:手首のスナップを利かせて打つと、特に手根幹症候群に悩まされる可能性が高くなるのかもしれない……のだけれど、親指シフト系同時打鍵配列の場合はそもそも「手首のスナップを利かせて打つ打ち方そのものがやりづらく、逆にシフトの打鍵タイミングを文字キーのそれよりも早めておく必要は無いので、そういう危険な動作が自動的に規制される」のかも。だからこそ「(手のひらをパームレストにつけたまま、手首のスナップでも入力できる)ローマ字入力よりも初期練習がしづらいと感じる」……のかも?はじめは「親指シフト専用キーボード」や「エルゴノミクス対応キーボード」のように「ハードウェアで規制するしかない」のだと思っていたのだけれど、入力方法でもこういった危険運動規制というのは可能なのかもしれない。このあたりは「ロマかなから飛鳥にしたから」楽になったのか、それとも「(飛鳥の入力方式に誘導されて)手首を浮かせて打つ癖が付いたから楽になった」のか、という分別がまだきっちりできていないので、普段の入力操作を行いながら少しずつ確かめていきたいところ(でも、ノートPCでロマかなをやる場合は、いまだに「手首で打つ」癖は抜けていないようです……今確かめてみて愕然としましたorz)。
*2:元ネタは品質メモ。 - 雑記/えもじならべあそび。