メモ。
できる!をのばす行動と学習の支援―応用行動分析によるポジティブ思考の特別支援教育
- 作者: 山本淳一,池田聡子
- 出版社/メーカー: 日本標準
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
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「ロールプレイをしよう」(pp.162-169)は、テーマは子供じみたところがあるけど「基礎をきちんとおさえて、判りやすく解説している」ところが◎。
新規入社時の導入訓練や、OJTやOffJTにも生かせると思う。
無線と実験2008年5月号を読んで、とりあえずメモ……。
- ADCには厳密なローパスフィルタが必要。それがないと「可聴帯域に折り返し雑音が記録されてしまう」。
- いったん可聴帯域に混じってしまった折り返しノイズは、原理的に再生時除去ができない(やろうと思えば、倍音検出をリアルタイムにやることで「録音側デジタルフィルタなし・再生側でリアルタイム処理」ができる……けど、コスト的に現実的かどうか不明。まぁ、たぶんCellクラスのCPUとかがあればできる程度のコストだと思うけど)。
- もっとも、そんなめんどくさいことをやるぐらいなら、素直にはじめから「可聴帯域の2倍までフォローする(サンプリング周波数を88.2kHzにする)」とか、さらにその倍のサンプリング周波数を使うとかするほうが、めんどくさい計算なしに「ゆるいローパスフィルタで用を足すという設計が可能」だし、現在の量産チップなどですでに実現可能なのでコスト的メリットもあり、実際にやるならそっちのほうが楽かな。
- いったん可聴帯域に混じってしまった折り返しノイズは、原理的に再生時除去ができない(やろうと思えば、倍音検出をリアルタイムにやることで「録音側デジタルフィルタなし・再生側でリアルタイム処理」ができる……けど、コスト的に現実的かどうか不明。まぁ、たぶんCellクラスのCPUとかがあればできる程度のコストだと思うけど)。
- DACには厳密なローパスフィルタがなくてもいい。それがなくても「生体フィルタ」があることによって、高すぎる周波数の音ははじめから聞こえない。せいぜい「アンプの混変調ひずみ」が出ない程度のローパスフィルタがあれば、それで十分。
- DACで出る折り返しノイズはADCのそれと違って、そもそも「fsよりも上にしか出ない(可聴帯域への折り返しで出るわけではない)」ことがポイント。たとえば、88.2kHzのサンプリングレートで扱う限り、可聴帯域の倍までは記録したままの音が出るので、ゆるいローパスフィルタでカットしていっても、そうひどい混変調を生むようなノイズは出にくい……のかも。